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○0395『理系のための口頭発表術』

『理系のための口頭発表術』
著者名:ロバート・R・H・アンホルト 出版社:講談社 文責 理科 井上嘉名芽

 発表にはコツがある。でもそのコツはどうやって身につけるのか。自分の仕草や癖が実は足かせになっていることもある。この本は自分自身の発表のあり方を確認するために最適な本である。例えば、一番陥りやすい失敗は、発表対象者が「誰であるか」を見失ったときである。一般大衆向けに発表するときに専門用語を沢山使っても、伝わるわけがない。本書はこのことを次のように述べている。
 「科学者は、学術用語の世界に毎日どっぷりはまり込んでいるから、自分の知的<環世界>では普通の言葉であるものが、素人の聴衆には理解不能、ちんぷんかんぷんであることに気づかない。聴衆が、その限られたエネルギーを、聞き慣れない言葉の解読に費やさねばならぬなら、発表の科学的内容へと振り向けるエネルギーは、当然、残り少なくなる。そもそも聴衆が、新たな情報を吸収し、かつ同時に、それについてあれこれ考え分析すること自体、難しいことなのだ。物語の展開にうまくついてゆかせるためには、発表者が可能な限り、手助けしてやる必要がある。聴衆の興味は、いともたやすく失われてしまう。いったんそうなっってしまうと、もはや、その回復は不可能なのだ。」
 これらは、科学者だけでなく、誰にでも当てはめて考えることができる。特にこれから勉強して行かなくてはならない子供達にどのように知らないことを筋道立てて理解への道を歩ませるかを世間の大人達は苦労してきたはずだ。そして、伝えるためには「話の単調さを避けること」が大きな課題となる。そのために本書は次のように述べている。
 「①声の大きさを変える。②語句を繰り返す。③<間>を置く。」と言い切っている。確かに内閣総理大臣の所信表明演説ではキーワードとなる単語を何回話していたかがいつもニュースで取り上げられる。伝えるためには本書にあるように「語句を繰り返す」ことの重要性を熟知してるから他ならない。今一度、自分自身の情報伝達のあり方を本書に従って振り返ることが有益であるだろう。


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