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〇1461『挫折を愛する』〇

『挫折を愛する』
著者名:松岡修造 出版社:角川書店 文責 美術 木村顕彦

 本書は、角川ONEテーマ21新書シリーズの一冊である。著者は、元テニスプレーヤーで現在はスポーツキャスターを務める松岡修造だ。松岡は、テレビでもお馴染み。熱い。
 本書では、彼がスポーツキャスターの仕事を通じて出会ったスポーツ選手たちとの言葉のやりとりを通じて得た考えがまとめられている。村田諒太(ボクシング)、北島康介(水泳)、石川遼(ゴルフ)、内村航平(体操)、川内優輝(マラソン)、錦織圭(テニス)、イチロー(野球)・・・綴られている文章の端々に、彼ら有名スポーツ選手の名前が登場する。そして当然、著者である松岡修造自身の経験や失敗談も多く語られている。
 タイトルにもあるように、本書テーマは「挫折」。心を強くするには。前向きになるには。様々なことが書かれている。いかにも松岡修造らしく。
 だが、私が本書を通読してみて注目した箇所はそれらではない。私が注目したのは、日本テニス協会について書かれた次の一節だ。引用する。
 「今だから言えることですが、現役時代の僕は、『テニス協会は僕らのために何をしてくれているのかな?』と思っていました。それが、認識不足もはなはだしいことだったと気づかされたのは、実際に自分が協会のいろいろな仕事をするようになってからです。(改行)日本テニス協会を支えるほとんどの方は、手弁当で活動しています。他に仕事を持っていて、土・日にジュニアの応援をし、自分には何の利益にもならないのに、スポンサー探しに奔走して大会の運営をサポートしているのです。」
 この一節を読み、どの世界でも、母体を支える偉大な存在があるのだと気付く(こじつけのようなことをここで書くのは気が引けるが、私はこの一節を読み、学校のPTA活動を連想した)。
 松岡は本書で書いている。「『誰かのためにやっている』という意識を捨てる」ことを。それは、明らかに「誰かのためにやっている」ことでさえも、だ。多くの人に読んでいただきたい一冊だ。


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036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

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