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○2161『地球で生きている ヤマザキマリ流人生論』○

『地球で生きている ヤマザキマリ流人生論』
著者名:ヤマザキマリ 出版社:海竜社 文責 美術 木村顕彦

 ヤマザキマリ(1967-)。映画化された『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン・刊)で知られる漫画家である。
 本書は、そんな彼女による人生論。「私の原点」「女性論」「表現論」「芸術論」「イタリア論」と章立てがなされている。
 「表現論」の章によると、ヤマザキは当初は画家を目指して絵を描いていたが、「結局は絵と経済の接点を見つけることは叶わず」マンガ家になったという事がわかる。
 これはすごいことである。なにがすごいかと言えば、「経済」(つまり、自分が食べていくこと)を考えて漫画家になることを諦める人が(おそらく)多くいる中で、彼女にとってのマンガは、食べていくための手段だったということである。
 本書を通読すればわかると思うが、ヤマザキの生き抜く力は、半端ではない。ちなみに、どうやら彼女の母親はそれ以上のようだ。そして、生き抜く力の強さで言えば、同じく漫画家の西原理恵子(1964-)を連想させる。
 また、「芸術論」の章において、開高健(1930-1989)と安部公房(1924-1993)の小説について触れており、その記述を読んでいるうちに、『夏の闇』『玉、砕ける』『ロビンソンの末裔』(開高健作品)や『方舟さくら丸』(安部公房作品)を読んでみたくなった。
 その他、海外や世界史にまつわる記述も多いので、それらのジャンルに興味のある方は楽しく読めるはず。
 ヤマザキマリのマンガを読んだことのない方にもオススメの一冊だ。
 
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