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○0679『文章のみがき方』

『文章のみがき方』
著者名:辰濃和男 出版社:岩波新書 文責 理科 井上嘉名芽

 本書は数々の文書の書き方を著名な作家からの発言を紹介し、解説していく。いくつか紹介する。
■繰り返し読む
「何度も何度もテキストを読むこと。細部まで暗記するぐらいに読み込むこと。もう一つはテキストを好きになろうと精一杯努力すること。最後に、本を読みながら頭に浮かんだ疑問点を、どんなに些細なこと、つまらないことでもいいから、こまめにリストアップしていくこと。(村上春樹 談)」
■正直に飾りげなく書く
「少年時代の文章は・・・生半可なことを分かりもしないで書き立てるよりも、自分の思ったこと、感じたことを、すなほに、正直に書くのが一番好い。文章の練習としてはそれが一番である。(夏目漱石 談)」
 一気に書き終える人も、書くのが遅い人も、できあがった原稿の推敲をすることに変わりない。どの様な点に心を配ったらいいのかまとめる。
01.一読して、主題がはっきりとしているかどうか。
02.文章がちゃんと、こころよく流れているかどうか。ゆっくりと何回も読み返してみる。
03.引き込まれて読む、という面白さがあるかどうか。
04.自分が読み上げている文章を、読み手がすんなりと理解できると思うか。
05.特に書き出しの文章がもたもたしていないか。すっきりしていて、人を引きつける力があるかどうか。
06.過剰な表現がないか。文章に湿り気が多すぎないだろうか。もっと乾かした方がいいのではないか。
07.一定の枚数に内容を盛り込みすぎて、文章が窮屈になっていないだろうか。
08.結びの文章のおさまりがいいかどうか。
09.一つの文が長すぎて読みにくくなっているところはないか。長すぎる文は二つに分ける工夫をしよう。
10.改行を増やして、段落を多くしているかどうか。
11.漢字とひらがなの割合はどうか。漢字が多すぎて、ページ全体が黒っぽくなっているということはないか。
12.言葉の順序がおかしくないか。
13.文末が単調になっていることはないか。たとえば「である」が何回もつづいたり、「だった」が何回も続いたりということは原則として避けたい。
14.まだまだ、削れるところがあるのではないか。
15.同じ言葉が何回も出てきて、うっとうしいことはないか。たとえば短い文章に「私」や「彼」がやたらに多かったり、「美しい」「清冽」「おいしい」が何回も出てきたり、ということはないか。
16.紋切り型の表現はないか。
17.難しい専門用語をそのまま使っていないか。
18.不用心に外来語を使っていることはないか。日本語で表現できるのなら、その方が良い。
19.書かれていることに間違いはないか。もう一度、点検してみる。あとで調べるなどと先送りせず、すぐ調べる。
20.字の間違い、数字の間違いはないか。
21.人名、地名はもう一度、確認する。
22.引用文の内容に間違いはないかどうか。
23.孫引きは危ない。原典にあたること。


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