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○0794『十五少年漂流記』

『十五少年漂流記』
著者名:ジュール・ヴェルヌ(波多野完治訳) 出版社:新潮文庫 文責 国語 坂本幸博

 『十五少年漂流記』といえば、小学校の図書室で誰もが一度は手に取ったことがあるのではないだろうか。作者はジュール・ヴェルヌ。十五人の子ども達が無人島であるチェアマン島へ漂流する。そこで、生き残るために協力しながら生活を始めるが、そこには多くの事件が起こってくるのである。
 人が無人島に漂流するという題材は、ロビンソン・クルーソーのいわゆる『ロビンソン漂流記』において、世界中の人々に読まれている。当時、情報手段も現代のようには発達してはいなかったため、大海原には文明と隔絶された無人島が存在し、そこにはある種の「恐怖とあこがれ」が存在する時代である。そうした本が読者の心をつかんだのは、ある意味、当然のことである。
 そうしたテーマを扱った小説の中でも、登場人物のほとんどが「子ども」であるということは、かなり「特殊」な設定であろう。「大人」が漂流するだけでも大変なことである。ましてや子ども達がである。しかし、そこから生まれるものは大きい。読者が子どもの場合、登場人物に自己を投影しやすくもなる。さらに、大人であれば対処できることも、子どもであることで、そこに困難と成長を描くことができる。私自身、小学生の頃にわくわくしながら、時間を忘れて読み進めた記憶がある。本の中での「冒険」であっても、そこから得たものは大きかったように思っている。
 このテーマは、他のさまざまなものに影響を与えている。『蠅の王』(ウイリアム・ゴールディング)では、第三次世界大戦下で少年達が島に漂着する。また、この話を元にして作られたアニメーションは「銀河漂流ヴァイファム」や「無人惑星サヴァイヴ」、「無限のリヴァイアス」など数多く存在する。
 それぞれが、興味深い作品になっている。小さい頃に当該図書でわくわくした経験のある方は、上記のさまざまな作品に触れてみてはいかがだろうか。

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