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○0797『十五少年漂流記への旅』

『十五少年漂流記への旅』
著者名:椎名誠 出版社:新潮選書 文責 国語 坂本幸博

 前回の書評で『十五少年漂流記』を扱ったので、今回はそれに関係する本を紹介してみたい。著者は著名な小説家である椎名誠。彼は『十五少年漂流記』を幼少時から何度も読み返しているそうである。そして、ある一つの疑問を持っているのである。それは、作品の舞台になっている無人島チェアマンのモデルは、本当にマゼラン海峡にあるのかということである。『十五少年漂流記』は小説であるため、当然、舞台になった本当の場所はない。しかし、そこには必ずモデルが存在するのである。当該図書はそのモデルである島を探しにいった際の「紀行文」といえるものである。
 小説の舞台になったところに自分の足で立ってみたいという欲求は、本好きであれば誰もが持っているものであろう。近年、とある小説(ライトノベルと呼ばれる分野)の舞台のモデルになった高校に、その作品のファンである一般の人が忍び込むという事件が起きている。事情聴取されたその人は「その作品の中に入った気分を味わってみたかった」と答えたそうである。
 閑話休題。著者はある論文を目にする。そこにはこれまでモデルであるとされていた島は、実は違うのではないか、本当のモデルとされる島は別の場所にあるのではないか、といったことが書かれていたそうである。そのことを確かめるため、著者は、南米からニュージーランド、南太平洋の島々を渡り歩いて行くのである。
 さて、著者はこの問題にどのような結論を出しているのであろうか。その答えはぜひ、当該図書を繙くことで確認してほしい。『十五少年漂流記』とは違った形で、わくわくしながら読み進めることのできる良書である。


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