ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

○0835『図版 心理学入門』

『図版 心理学入門』
著者名:関口茂久 出版社:西日本法規出版(株) 文責 理科 井上嘉名芽

 本書は大学の講義をそのまま実況中継のように図版を掲載し、詳説している。題名にあるとおり入門編としては取っつきやすい構成になっている。その中で人間の個性や人格は遺伝による作用もあることが記されていた。
「個性をつくる人格は、両親から分けてもらった染色体によって決まる性質と生まれてからの家庭環境や社会環境から受けた影響によって作られたパーソナリティーからできあがっています。つまり、人格は遺伝的素質と環境的要素とが密接にからみあった全体像なのです。ですから、同じ両親から生まれた兄弟姉妹どうしでも、似ている部分と似ていない部分をもっていることがあるのです。
 心の不調は、この両者のからみあいから生じる場合が多いです。性質に由来する心の不調は、育った環境が変わっても変わらなくとも強められたり弱められたりします。パーソナリティーによる心の不調は、人間関係などから起こるストレスによって一時的に起こります。最も注意しなければならないのは、心の不調が人格に影響したときです。「人が変わってしまった」とか「別人になっているみたいJという印象をもたらすような時です。
 心の不調は、なぜ起こるのだろうか、心の不調が感じられたときには、どのようにケアすればよいかについて考えてみましょう。
 様々な原因で起こる心の不調には、その人がもって生まれた素質と環境からのストレスとが加わって生じる例が多いです。しかし、この素質とストレスが単純に加算されて生じるものではなく、ストレスによって素質が活性化されたりあるいは素質が環境からストレスを選び出す例もあります。笠原嘉先生は“児童期から青年期をへて、ヤング期、成人期とすすむそれぞれの段階で、一つ前の年代の素質とストレスの相互作用の結果が次の年代の表質を生み、それがその世代の特有のストレス(体験)と相互作用をおこし、それがまた次の年代の素質をつくる"と述べています。
 これが、心の不調の後成説エピジェネシスです。子どもから思春期の時のストレス体験が心の敏感さをつくり、それが新しい素質の土台に積み重なって青年の時の不安定な心の不調の再発をもたらします。心の不調は、それぞれの年代の脳と心の合作のです。」


最新記事
学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2017年11月 | 12月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -