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○0863『茜の碑 西北五美術教育五十年史』

『茜の碑 西北五美術教育五十年史』
著者名:藤田明夫(編集委員長) 出版社:西北五美術教育研究会 文責 美術 木村顕彦

 本書タイトルにある「西北五」とは、青森県の地区を指す。青森県内の五所川原、板柳、木造、金木、中里等々の地区を「西北五地区」と言っている。
 本書はその西北五地区の美術教育の活動を一冊にまとめた記念誌(ハードカバー、600ページ近く)である。ちなみにタイトルに「五十年史」とあるが、本書の発行は1993年だ。
 そもそも、この類いの本(一地域の、しかも美術教育の、回顧録的な本)を書評するというのは特殊であろう。決して書評のネタが切れているわけではない(笑)。
 本書では、3つの項目を併行した年譜に多くのページが費やされている。その3つの項目とは「研究会・美術」「教育・社会」「三浦暁日記抄」を指す。中でも目を引くのは「三浦暁日記抄」であろう。西北五地区の美術教育に関わった三浦暁なる人物は、正味50年間、一日として欠かさず日記を書いた。そしてその日記には、その当時の図画工作、美術教育の動向や人物交流がつぶさに描写されていたのだ。
 マニアックといえばマニアックな内容の本であろう。「車力農業史」と言われる木版画の絵巻の制作を小学校で指導した佐藤こう(さんずいに「宏」)生の寄稿も掲載されている。私は、美術教育に携わる者として、無性に本書の内容につき動かされる。図画工作、美術教育(特に青森県では版画教育)が、こんなにも熱い時代があったのかという驚きがある。また、巻末に掲載された、西北五地区の小・中・高等学校名を並べたリストを眺めて、また溜め息が出る。生徒数も、職員数も少ない、小さな学校の数々。1993年(本書発行時)の段階では、まだ多くの学校があった。それらの学校は、子どもたちは、どこに行ったのだろうか(書評ではなく、社会批評になってしまった。反省)。


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