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○0867『そうだったのか!中国』

『そうだったのか!中国』
著者名:池上彰 出版社:集英社 文責 美術 木村顕彦

 テレビでもおなじみの池上彰による政治経済の解説書シリーズのうちの一冊が本書だ。
 本書のテーマは、近年経済成長著しい「中国」。
 その中国、歴史も含めて考えたとき、私が興味を持っていることがある。それは、文化大革命とは何だったのか、毛沢東とは何者かという問いだった。
 毛沢東といえば、藤子不二雄Aによる評伝マンガがあることを思い出し、それ(『毛沢東の長征』)を読んでみたのだが、その評伝マンガで描かれている毛沢東は、ごく若い時期の歴史的ヒーローとしての彼だった。つまり、そこには文化大革命に至る時点までは描かれていなかったのである。
 そこで、本書である。本書では私が知りたい文化大革命についてわかりやすく解説されていた。そのほか、一人っ子政策や天安門事件などなど、ニュースでよく聞く用語でありながら、いまさら人には聞けない事項についても書かれているので参考になる。
 それらの中でも、思いがけず私の興味を引いたのは第6章「チベットを侵略した」の項目だ。
 チベットについての解説にはダライ・ラマについての説明が欠かせないだろう。本書ではその冒頭から「テレビに登場しない不思議」という見出しから記述が始まっている。本書によると、ダライ・ラマを日本の政府が取り上げることを現在の中国政府は不快に思っている、よって、日本の放送各社の北京支局の取材活動を制限しているというのだ。確かに、そういった背景ならば、テレビにダライ・ラマが登場しにくい事はよくわかる。テレビに登場しない理由は、テレビでは放送しづらいわけで、当然その理由はテレビをみているだけではわからないわけで(複雑)、だからやはりたまにはこうやって本を読むことも必要なのだろう。
 さらに文中、パンチェン・ラマ11世なる人物も登場するのだが、なんとその人物、ダライ・ラマが認定した11世と、中国政府が認定した11世、二人がいるらしい。なんとも、複雑怪奇。「そうだったのか!中国。やっぱりわけわからないなー」という感じ。


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