ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

○0928『心理療法個人授業』

『心理療法個人授業』
著者名:河合隼雄・南伸坊 出版社:新潮社 文責 理科 井上嘉名芽

 本書は日本人としてはじめてユング派精神分析家の資格を取得した河合隼雄氏と著者である南伸坊氏の対談形式の個人授業がまとめてある。河合氏の具体的な体験談も交えながら話が進み、普通では思いも寄らぬ所に悩める人々はいっているのだと分かる。
 「「死にたい」と言うととでしか「生きたい」気持をったえられない人がいる。
 「アッ!!」と思った。これ、具体的に「死にたい」と言ってる人が、身近なところにいない時だったら、要するに、死にたいとか言って助けてくれるのを待ってるんだろう、くらいに、皮肉な気分でしか理解できなかったと思うんです。
 「生きたい」「助けてくれ」と「言えない」苦しさというのに、気がついた。「なんで言えないのか?」じゃなく、言えない人が「いる」というととろに気がついた。
 河合先生の話は、かならずこんなふうに、遠いところでワカルような、奥の奥の、底の底の、深い深いととろでは、実はわかっていたような、そんな不思議な感じがあります。
 遠いととろでわかった気がして、一目散にもどってきてみて、握っていた手を開いてみると、なにかケムのようになって、ウヤムヤになってくような。そういうわかりかた。
 「禅」とかって、どんなものか、よく知りませんが、河合先生を通すと、禅がホントはどんなこと言いたかったのかわかる気もする。
 二者択一を迫られた時、二者から一つを択ぶ必要はない。そもそもなぜ、二者択一を迫っているのか、そこを考えるっていう話。
 「先生、臭いでしょう、臭くないですか?」
 と、臭いか臭くないか? 二者択一を迫ってくる人は、実は、どっちの答も、聞きたいわけじゃないんでした。
 「なるほどなあ」と思いますよね。素直にそれがわかるのは、「禅」の話みたいに、ワケワカリにくくするためにつくられた話じゃないからです。
 このおもしろさ、っていうのは、知らないことを聞くおもしろさとは、ちょっと違う。遠くの方では、わかっていたかもしれない、そういうととが改めてわかるおもしろさです。」


学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

03月 | 2017年04月 | 05月
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -