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○0950『本へのとびら』

『本へのとびら』
著者名:宮崎駿 出版社:岩波書店 文責 美術 木村顕彦

 本書は岩波新書の一冊だ。
 副題は「岩波少年文庫を語る」、著者は言わずと知れたアニメーション映画監督・宮崎駿だ。
 と、ここまで書いて、ピンとくる方は頭の中に一冊の豆本が浮かぶはずだ。
 2010年につくられた「岩波少年文庫の50冊」(選・宮崎駿)という無料の豆本。この豆本の存在が本書の大前提になる。
 だが、豆本「岩波少年文庫の50冊」の存在を知らずとも、その内容は本書前半部に全編カラーで収録されているのでご安心を。
 岩波少年文庫を手がかりに、ファンタジーや物語の魅力を宮崎が語る。それが本書の内容だ。
 正直、全然私が読んでこなかったジャンルの本ばかりで、途方に暮れる。ただ、挿絵を担当している画家に関する発見があるので面白い。中でも驚いたのは『三銃士』(もちろん岩波少年文庫)の絵を担当しているのが長沢節だということだ。長沢節、といえばスタイル画の名手であり、セツ・モードセミナーの創始者として知られる画家だ。人物画に定評のあるその長沢が、岩波少年文庫の絵を担当していたとは。これは書店で背表紙だけ眺めていてもわからない発見だ。
 挿絵に関してもう一点。本書の中で宮崎はクリストファー・ロビンやシェパードといった海外の挿絵画家を激賞しているのだが、私には今一つ彼らの挿絵の良さが理解しきれなかった。ファンタジー・物語・挿絵。至るところで宮崎と好みが違うことに気付く。それも読書の一興か(それとも時間の無駄か)。

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