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○0951『対話 子どもの事実』

『対話 子どもの事実』
著者名:齊藤喜博 林竹二 出版社:筑摩書房 文責 美術 木村顕彦

 宮城教育大学ゆかりの2人の教育者・齊藤喜博と林竹二が、子どもたちと教育について語り合う。
 齊藤は、本書おわりの箇所で、「教育の仕事というのは、それだけの価値がある。はかない仕事だけれども、それは仕方がない。はかなさがなければいい仕事も出来ませんから。」と述べている。教育の仕事は、はかない仕事。そう捉えながらも教育に生涯を捧げた齊藤喜博の偉大さには脱帽してしまう。本書「はじめに」によると、齊藤の仕事は、文章による記録のほか、『未来誕生』『いのち、この美しきもの』『齊藤喜博の仕事』といった写真集もあるようで、是非そちらも見てみたいと私は感じた。
 本書のなかで齊藤は、「教室がすごい状態で、ぜんぜん授業にならない」「今の高校生の授業」(木村註・本書発行は1978年)が雑誌で紹介されているのを踏まえて、次のように語っている。「林先生なり、私が、そのクラスで授業をしてみたいですよ。不遜だなんていわれるかもしれないけれども、私は自信をもっていますね。そのクラスへ行って、一時間授業したら、そんな状況にはならない。」・・・カッコよすぎでしょう!
 もう一方の対談相手である林は、全国各地の小中学校で「開国」や「人間」についての研究授業の実践をしたことで知られる人物だ。本書では、その実践体験の中で体験したことや、印象に残った児童生徒についての考察を踏まえながら、教育を論じている。
 先に述べたように、本書発行は1978年なので、現在の教育実態とはそぐわない箇所もあろうとは思う。しかしながら、伝説的な教育者2人の対談が実現されている本書の存在は貴重だ。 

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