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○0953『内なる他者のフォークロア』

『内なる他者のフォークロア』
著者名:赤坂憲雄 出版社:岩波書店 文責 美術 木村顕彦

 最近、赤坂憲雄の著作を何冊か読んでいる。
 だが、その書評を書こうとしても、何を書くかが全く思いつかない。
 そうか、読んでいるようで、自分の中で全然消化していないのか。そう気付き、呆然となる。
 赤坂の著作の多くは東北、民俗学、を基盤としている。本書も例外ではない。本書の場合はそれらに「差別」というのがテーマに加わる。
 「差別にまつわるフォークロア」、柳田国男、折口信夫、赤松啓介、宮本常一、宮田登といった民俗学者たちの論考(各地に伝わる単語の語源を探る論考が多い)に加え、菅江真澄やイザベラ・バードといった旅人たちも後半に登場する。
 ・・・全体的に、内容が頭に入っていかないのだが。ここで紹介したい箇所はたった一つ。
 紀行文『日本奥地紀行』で知られる旅人のイザベラ・バード。本書では、そのバードのエピソードを紹介している。その中で「青森県の黒石に滞在していた」バードを「三人の『クリスチャンの学生』が弘前から訪ねてきた」シーンが描かれている。そのシーンには東奥義塾が関わっているので、その辺りは是非本書か『日本奥地紀行』を読んでいただきたいのだが、私が気になったのは、本書でのその節の結びの一文だ。「バードは書いている、-かれらが『新しい道』(キリスト教)を受け入れたということは、この地方の将来にとって重要な意義を持つことであろう-、と。この『新しい道』の百数十年後について、わたしは多くを知らない。」・・・せっかくバードがうまくまとめた一言に対して、結構正直な赤坂の意見が付け加えられており、苦笑してしまう。まさか最後の一文はピンポイントで東奥義塾に対して述べた言葉ではなかろう、と信じたい・・・。 

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