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○0961『こころの処方箋』

『こころの処方箋』
著者名:河合隼雄 出版社:新潮文庫 文責 理科 井上嘉名芽

 日本のユング派心理学の第一人者である筆者が、55のエピソードに日頃からの物事に対する視点の変化を紹介している。人間の考えは小さい頃から染みついていることが多く、育ってきた環境や学校での先生の言葉がそのまま記憶として残っていることが多い。良い記憶であれば自分自身の精神状態を毎日良好に保てるが、そうでない場合は何かと苦労する。本書を読むことで自分自身にしっくりくるエピソードに出会うことだろう。私がなるほどと思ったのは以下のエピソードで有る。
「・・・本当に離れるためには、一度どっぷりつかることが必要である。このことは人間関係ばかりに限らない。趣味などにしても、一度どっぷりつかると、それは適当な距離をとれるようになる。中途半端なことをすると「心残り」がするのである。
 もっとも、どっぷりつかるのと「溺れる」のとは異なる。溺れる人はやたらとあちこちにしがみつくが、そこを離れることが出来ない。
 子どもがファミコンなどに熱中するとき、それにどっぷりつからせるのは、そこを離れるためのよい手段となる。すきなだけやらしているなどと言いながら、親が変に気にしたり、イライラしたりしていると、それは「どっぷり」とは言い難い。子どもの勝手にやらせて、親はわれ関せずとなると、子どもは溺れるかも知れない。もっとも優秀な子だと、それでも自分から離れてゆくかも知れない。しかし、一般には、「どっぷり」体験をするためには、そこに人間の信頼ということが存在する必要があるようだ。・・・」


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