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○0977『参考書だけで合格する』

『参考書だけで合格する』
著者名:林尚弘 出版社:経済界 文責 理科 井上嘉名芽

 本書は勉強法として暗記の重要性を詳説している。勉強法は様々だが、本書のような考え方も一つの方法論だと感じた。エビングハウスの忘却曲線が示したように、人間は物を忘れる生き物である。それは全てのことを覚えるようにできていれば、感情が崩壊してしまうと脳科学でも説明している。要するに忘却が人間を平静に保たせているのである。しかし、こと受験勉強において忘却は致命的である。その記憶に関する手順を本書は詳しく述べているので、暗記に関して拒絶反応が出てしまうヒトには一度こんな考え方もあるのかと感じる程度で良いので一読すると面白いだろう。以下に「わかる」と「できる」では大きな違いが有ることを含め記憶の重要性を簡単に紹介する。
 「 受験生諸君! 勉強の内容が「わかった」だけでは偏差値は上がらない。テストが「できる」ようになって、初めて飛躍的に上昇する。では、「できる」ようになるには、どうしたらよいのか? 勉強法を変えるしかない。
 授業内容を「わかる」ことなく「できる」ようにするのは難しい。わかったからこそ、覚えられるものであり、わかるために受講するのが「授業」である。 しかし、「わかる」ことができれば即「できる」ようになるかと言えばそうではない。私は法学部政治学科だったため、さまざまな政治体制について学んだ。しかし、わかったとしても用語が言えるようになっていなければ点数にならないし、その政治体制について説明できなければ点数にならない。そのため、私の勉強法は三段階に分かれていた。
(1)わかる (2)やってみる (3)できる の三段階である
 「できる」「身についた」という段階は、暗記によってもたらされる。これはすべての教科に共通するものである。暗記は苦手だ……と逃げることはない。あの無味乾燥な九九の計算だって、誰でも暗記していて、簡単に言えるではないか。まして暗記の方法もいくつかあるし、暗記する→復習する→テストする、という工程を繰り返せば完璧に知識は身についていくのだ。
 しかし、暗記の翌日には74%を忘れている その理由は「忘却曲線」によって説明できる。ドイツの心理学者エビングハウスが暗記した事項をどのようなペースで忘れるかを記録し、そのペースをグラフに表したのが「忘却曲線」である。その曲線によると、人間の忘れる速度は次のようなものである。20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。一度暗記しても、翌日には74%も忘れてしまうのが人間の脳である。急激に失われる記憶に対して、効果的に復習しなければ脳内に知識は残らない。
 A君が翌日に復習した際、きっと思っただろうことは、間違えた英単語を見つける度に「これは昨日覚えたものだ! なんで忘れてしまったんだ!」ということである。昨日やったことは覚えているのに正解できないという気持ちがあり、間違えたことによって記憶がさらに定着する。
 対してB君は1回目の復習が1ヶ月後のため、忘れた英単語を見ても「こんな英単語やったかな」という状態のものが多いはずだ。つまり、一度勉強したことを覚えていない状態であり、初対面のような状態に近い。そのため、本来は二度目の学習なのに、一度しか勉強したことがない結果しか出ないのである。」

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