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○1014『まねが育むヒトの心』

『まねが育むヒトの心』
著者名:明和政子 出版社:岩波ジュニア新書 文責 理科 井上嘉名芽

 ヒトの心はいつ芽生えるのだろうか。人の気持ちが分かったり自分の気持ちを表現することができるようになるのはいつからなのだろうか。私自身も自分がいつから「心」を持ち始めたのか分からない。当たり前のように感じていたことが実は当たり前ではなかったと本書を読んで分かった。サルやチンパンジーにもない発達が人にはあることが分かってきた。特に九ヶ月頃から赤ちゃんは自分の興味ある物や出来事を大人に知らせようと、指さしを始める。大人の注意を自分に引き寄せ、一緒に注意を共有しようとする。これを「共同注意」と言うそうだが、これが特にヒト特有であると詳説している。ここでは本書で「ヒトの心が生まれる道すじ」についてまとめてるところを紹介する。
「比較認知発達科学というアプローチから、ヒトの心のはたらきの発達とその進化的な基盤について考えてきました。答えを先に言ってしまうことになりますが、これまでの成果として、私は四つの天を見いだしてきました。
(1)胎児期から新生児期にかけて、ヒトの身体や行動、心のはたらき、知覚、認知機能は連続的に発達する。
(2)生後一年半にわたるヒトの心のはたらきの発達過程をみると、二度の飛躍期がみられる。生後二ヶ月目と九ヶ月目である。とくに生後九ヶ月目には、チンパンジーとは異なるヒトの心のはたらきが顕著に発達してくる
(3)ヒトらしい心を発達させるのは、他者からの積極的なかかわりを特徴とするヒト特有の養育環境である。
(4)ヒトらしい心を育む環境は、ヒト特有の心のはたらきによって成立している。ヒトは自分の心を発達させていく「個」であると同時に、次の世代のヒトの心の発達を支える「環境」としての役割も果たすよう、進化してきた動物である。」

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