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〇1175『放送禁止歌手 山平和彦の生涯』〇

『放送禁止歌手 山平和彦の生涯』
著者名:和久井光司 出版社:河出書房新社 文責 美術 木村顕彦

 山平和彦(1952-2004)。
 私はそのフォークシンガーの名前も知らず、『1971年全日本フォークジャンボリー』のライブを収録した二枚組のCDを買った。はっぴいえんどや岡林信康という気になる名前と、吉田拓郎の伝説的な演奏『人間なんて』が収録されていたのが、それを買ったきっかけだった。早速聴いてみると、『秋田竹力打ち唄』という陽気な民謡が収録されており、気に入った。それを唄っているのが、秋田県出身の山平和彦だった。
 さて、本書だ。本書タイトルの「放送禁止歌手 山平和彦の生涯」にまず驚く。山平和彦が、なぜに「放送禁止歌手」と呼ばれているのか?そもそも、放送禁止の歌手なんて、いるのか?という素朴な疑問が先立ち、本書をめくる。
 山平は、1972年4月に『放送禁止歌』というアルバムレコードを発売する。が、しばらくしてそのレコードは「販売禁止」という憂き目に遭う。デビューアルバムで、だ。その後、山平は何枚かのレコードを発売するが、その後は独立事務所を設立して、歌手活動の舞台から姿を消す。その山平の名を、そして放送禁止歌をよみがえらせたのが1999年の深夜に放送された『放送禁止歌』というドキュメンタリー(フジテレビ系列)だった。その番組で、久々に『放送禁止歌』を唄った山平は、歌手活動の再開を口にする。・・・だが、その後、2004年。山平は自宅近くでひき逃げ事故に遭い、突然亡くなる。
 なんとも奇妙な人生を送ったフォークシンガーだ。本書は、その山平和彦の評伝である。家族との関係、としてフォークシンガーとしての足跡。歌詞が全文掲載されている歌もある。山平の発売したレコードの一覧もある。本書をきっかけに、山平和彦というフォークシンガーの再評価が進むことを願う。



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