ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

〇1201『夢を実現する発想法』〇

『夢を実現する発想法』
著者名:山中伸弥・川口淳一郎 出版社:致知出版社 文責 美術 木村顕彦

 薄手の本である。
 本書は、第1章は山中伸弥の講演録、第2章は山中と川口淳一郎の対談、第3章は川口淳一郎による文章(特に講演録ではなさそうだ)という三部構成で成り立っている。
 著者のお二方は、ともに日本を代表する研究者だ。山中伸弥はiPS細胞の研究、そして川口淳一郎は探査機ロケットが小惑星に行きサンプルを採取する「はやぶさ」プロジェクトのリーダーを務めたことで知られている。 そのふたりの対談が収録されている本書は見逃せない。タイトルにあるように「夢を実現する」のは簡単ではないだろうし、ましてやお二方のような偉業を誰もがやれるわけではないが、それにしても読まなければ始まらない。
 著者の一人である川口淳一郎は、私が現在住んでいる青森県弘前市の出身である。そのこともあってか、私はこれまで何冊かの川口の著作を拝読してきた。それらのどの本を読んでも感じたのは、川口淳一郎という人間の厳しさだった。ただ、その厳しさとは一体何なのかを説明する術が私にはなかった。だが、本書に出会い、川口のその厳しさを端的に示す一節があったのでそれを引用したい。「日本の学校は知識や技術を習得する『学び』ばかりを重視するため、学ぶこと自体がライフワークになってしまう人が多く見受けられます。そのため、学校が終わるともう一度違う学校へ入ったり、(中略)学びの場にいつまでも身を置こうとする人が頻出するのです。」「私が強調したいのは『学びのプロ』になってはいけないということです」・・・一節といいながら、二つ引用してしまったが。いかがだろうか?川口のこれらの言葉。学ぶ(学びすぎる?)ということを、こうも批判的に捉えている人を私は他に知らない。しかしながら、自分自身や最近の社会では確かに当てはまる現象だと思い至る。
 では山中伸弥の方はというと、私の印象に残ったのは「iPSができる前は好きなことを好きなようにやって毎日がワクワクという感じでしたが、できた後はまさにロボットに近いことをしないとダメになっていて、すべての手順をそのとおりにやらないと認可などを受けられません。」という箇所だ。iPS細胞ができたらできたで、我々の予想もできないような苦悩がありそうだ。



最新記事
学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

05月 | 2017年06月 | 07月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -