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〇1246『辻まこと 山とスキーの広告画文集』〇

『辻まこと 山とスキーの広告画文集』
著者名:辻まこと 出版社:山と渓谷社 文責 美術 木村顕彦

本書は、1981年刊の同書を、2010年に再編集した新版である。
 『山靴の画文ヤ 辻まことのこと』(駒村吉重・著)といい、本書といい、近年になって辻まことに対する再評価が進んでいることを感じる。と、偉そうなことをいいながら、その2冊の本によって辻の画業を知ったのだから我ながら情けない。ただ、私と同様の形で辻を知る、新しい読者もいるかもしれない(なんと言っても、本書初出の1981年は私が生まれた年なのだから)。
 さて、先述の『山靴の画文ヤ~』では、辻の人生と、彼の油彩(油絵)作品に魅了された。それに対して、本書で紹介されている辻の画は、油絵作品とは対照的な、ラフなペン画だ。タイトルからもわかるとおり「広告」の意味もある画なので文字も配置されている。その文字がまた、すべて手書きで、ラフ。このような広告、パソコン文字ばかりの現在からすると逆に新しい。もしかすると、それが辻に対する再評価の一番の要因かもしれない。
 ここで唐突だが、本書収録の画と広告を眺めていて、ある人の名前が浮かんだ。それは、雑誌『暮しの手帖』初代編集長・花森安治だ。花森も、辻と同じように多くの画を描いた。そして手書きの味を愛した。そういえば花森に対する再評価(著作の復刻)も近年はなはだしい。辻まことと、花森安治、両者に対する再評価。それは単なる偶然だろうか?少し考えてみる。ちょっと息苦しい現在。再び彼らの手書きの味わいを、多くの人が求め始めているからかもしれない。


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