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〇1262『神田日勝-北辺のリアリスト』〇

『神田日勝-北辺のリアリスト』
著者名:鈴木正實 出版社:北海道新聞社 文責 美術 木村顕彦


神田日勝(1937-1969)。
 生没年を見てわかるように、彼はわずか32歳の若さで夭折している。
 彼は画家である。農業の仕事と併行して、絵画制作を続けた。土色の画面の作品や、色彩が飛びちったような画面の作品、そして、見る者の心が静まり返ってしまうような細密な作品。神田日勝の絵画スタイルは多様だ。・・・と、こう描きながら私は、神田と同郷・北海道の画家三岸好太郎(1903-1934)を思い出している。なぜなら三岸もまた、スタイルを次々と変化させながら、31歳で夭折したからだ。・・・未熟な私も現在31歳。今年32歳になるが、両名には遠く及ばない。
 さて、本書の紹介だ。本書は、北海道立近代美術館編・ミュージアム新書の1冊である。購入してから何年も経つ。
 その本書を、久し振りにめくった。きっかけは2013年6月放送のテレビ番組「日曜美術館」(Eテレ)である。その番組で、画家・神田日勝を特集していた。それを観ているうちに、10年ほど前に北海道立近代美術館で鑑賞した彼の『室内風景』という奇妙な自画像を思い出した。その画を見てから、時間が経ち、自分自身が神田日勝の亡くなった年齢に近づいていることに驚く。
 本書は、神田日勝を知るのに最適な一冊だ。小ぶりな「新書」であり、前半部分は作品図版が収録されており、テキスト部分は評伝をして読むことができる。おそらく、「日曜美術館」での放送により、神田日勝に対する再評価も始まるはずだ。その放送を観た方も、観ていない方も、ぜひ本書を手に取っていただきたい。


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