ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

〇1327『死を語り 生を思う』〇

『死を語り 生を思う』
著者名:五木寛之 出版社:角川書店 文責 美術 木村顕彦


 作家・五木寛之が、四名の人物と対談をした。四名とは、小説家・小川洋子と瀬戸内寂聴、画家の横尾忠則と免疫学者の多田富雄。
 語られるテーマは、死。
 さて、どうやら本書は、1994年10月に教育テレビ(当時)にて連続放送されたETV特集を書籍化したものらしい。しかしながら本書刊行は2011年。書籍化するまで随分と時間がかかったものだ(2011年の東日本大震災が、刊行のきっかけになったかどうかは不明である)。先述の多田富雄に至っては、2001年に脳梗塞で声を失い、そして2010年に亡くなっている。時間は、確実に人を死に向かわせている。
 個人的には、横尾忠則と五木の対談に興味を持って本書を手に取った。実際、読んでみて面白いと感じる。他力に任せ、自我を横に置きながら創作する二人の共通点に驚く。
 また、読んでみて気になったのは、瀬戸内寂聴との対談での一箇所。
 瀬戸内「(略)特に伝記を書く場合で、五木さんもずいぶんとお感じになったと思いますけど、調べたいと思うことがむこうからどんどん寄ってくるでしょう?」
 五木「ああ、それはあります。」
 瀬戸内「不思議ですね。会わなきゃならない人と自然に会うようになる。私は伝記をたくさん書いてきて、これはもう何度も感じました。」
 それもまた、他力と言えるかもしれない。五木も横尾も瀬戸内も、ただ何者かにつき動かされて創作をつづけているということだろう。

 
最新記事
学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -