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〇1379『下村博文の教育立国論』〇

『下村博文の教育立国論』
著者名:下村博文 出版社:河出書房新社 

文責 美術 木村顕彦

 下村博文(1954-)。文部科学大臣(2013年11月現在)。
 本書は、その下村が大臣になる前の2010年に刊行した教育論である。
 本書刊行当時は、民主党政権であった。だが、その頃から下村は教育にいかに情熱を注ぎ続けていたことは本書をめくると十分に伝わってくる。文部科学大臣といっても、教育に縁の薄い人物が大臣に任命されることも多々ある。それをあえて誰とは言わないが、ともあれ、現在、下村博文という、教育に並々ならぬ想いと経験を持っている人物が大臣を務めているのは心強い。 
 2013年8月。私は高等学校PTA連合会(高P連)全国大会(山口大会)に参加し、中継ながら下村の講演会を拝聴した。その講演会は、現在の日本の教育レベルが世界でどの辺りのレベルに位置しているかを、データを基に語った上で、世界で通用する日本人を育てるという熱意に溢れた内容のものだった。そして私はその講演会で「国際バカロレア」という制度を初めて知った。
 その講演会、そして大会に私は学校(東奥義塾高校)の代表として参加したわけなので、下村大臣の想いをより多くの人に伝える義務が私にはある。・・・とはいうものの、それも大変なので(笑)、まずみなさんに、本書を読んでみていただきたい。
 もちろん、先述の「国際バカロレア」についての説明も本書には綴られている。のみならず、あしなが育英会についてや、ディスレクシア(学習障害)の息子を持った父としての下村自身の経験、母子家庭・貧困家庭の切実な声、そして未来への展望についての項目では「バウチャー制度」(教育におけるクーポン券のようなもの)や「特区」「チャータースクール」といった耳慣れない用語も登場する。だが、耳慣れない、とは、言い換えれば下村が教育においていかに新しいことに挑戦しようとしているかという事の現れでもある。教育についてここまでのビジョンを持った人物が、現在の日本の文部科学大臣なのだ、と多くの人に知ってもらうには最適の一冊である。 


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