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〇1389『菅創吉画集 1958-1981』〇

『菅創吉画集 1958-1981』
著者名:菅創吉 出版社:用美社 文責 美術 木村顕彦

菅創吉(1905-1982)。画家。
 私が彼の名前を知ったのはいつのことだったろう。きっかけは全く思い出せないのだが、菅創吉の作品図版は、私の脳裏から離れず、ついに豪華画集である本書を入手した。
 本書タイトルにある「1958-1981」というのは、彼の生没年ではなく、本書収録作品の制作年代を指す。
 菅の絵の多くは抽象画だ。そして本書は「画集」であるにもかかわらず、廃品によるオブジェ作品も数点掲載されている。画面の真ん中に、ぽんと形がある作品が多い。地肌のようなマチエール(絵肌。絵の具の質感)も美しい。
 さて、本書掲載の略歴を見て驚いたことがある。それは、「菅創吉」の名前になったのは、彼が53歳の時だったという点だ。どういう事か、若干の説明が必要だろう。
 彼は「菅創吉」になる前に、「菅大作」という名前の墨彩画家だった。1958年5月、53歳の彼は銀座のなびす画廊で「菅大作墨彩展」を開催し、21点の墨彩画を出品する。その中の一点の『夢』という作品が彼の方向を決めた。『夢』発表以降、彼は「菅創吉」と雅号をかえたという。
 ・・・それにしても、53歳での改名から77歳までの活動の中で、独自の抽象表現を突き進んだのだから驚異的だ。さらに言うと、彼は61歳からアメリカに居を構えている(67歳の時に帰国)。菅の画業を見ていくと、芸術との取り組み方の多様性(いろいろな人がいるなーということ)に改めて気付かされる。

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