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〇1459『鈴木新夫画集』〇

『鈴木新夫画集』
著者名:鈴木新夫 出版社:東苑現代美術館 
文責 美術 木村顕彦


 鈴木新夫(1915-1980)。画家。本書は彼の画集である。鈴木は、生涯、具象絵画を追求し続けた。私が鈴木の画を見たのは、20歳か21歳の頃だ。今から10年以上も前になる。
場所は、福島県にある、いわき市立美術館。自分から行こうと思ってそこに行ったのではない。大学の授業の一環の「博物館研修旅行」で行ったのだ。
 いわき市立美術館でゆっくりと作品を鑑賞、というわけでもなく、そこでは学芸員の話を聴くことがメインだった。ほとんど鑑賞の時間がない、そんな中、ある画家のデッサン群が私の心を捉えた。それが、鈴木新夫のデッサンだった。炭坑を描いたものだったか、山を描いたものだったか。素晴らしいデッサンだったことを覚えている。極めて単純な話だが、重要な出会いほど、出会った時にはその価値に気付かない。もちろん直感はあるのだが、その出会いのあと10年もそのことを覚えているなどとは思いもしない。私が鑑賞してきた画の数は膨大だ。その鑑賞の記憶の上澄みに、いつも鈴木新夫のデッサンが存在する。見たとも見ていないとも言えるほどの、瞬間的な鑑賞だったのに。
 そうして、最近になって本書を買い求める。
 油彩画家である鈴木新夫の作品は、当然美しい色彩を持っている。しかしながら、私が心惹かれるのはやはり、モノクロームの世界だ。
 箱入り、ハードカバー。鈴木の画業が詰まった一冊である。



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