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○1527『タモリ論』○

 『タモリ論』
著者名:樋口毅宏 出版社:新潮社 文責 美術 木村顕彦

 本書は新潮新書の一冊だ。
 タイトルからもわかるように、タレントのタモリについて書かれたものである。
 本書は2013年7月刊行後、大きな話題となった。。
 それに加え、あるニュースにより、本書はさらに販売部数を伸ばした。
 そのニュースとは、2014年3月にテレビ『笑っていいとも!』が終了するというものだ。
 いみじくも、本書巻末では2012年の『27時間テレビ』(タモリ、明石家さんま、ビートたけしの3人である「お笑いBIG3」がひとつの番組に揃い踏みをした、伝説の放送。のようだが、フジテレビが放送されていない青森県に住む私は、この番組を観ていない!)を「フジテレビの葬式」と評し、「いつか『いいとも!』が終わる日がやってくる。」と、その最終回についてまで言及している。この言及が現実になったことによって本書はさらに読者層を広げたのだろう。
 また、本書ではお笑いBIG3の、タモリ以外の2人(明石家さんまとビートたけし)についても論じられており、彼らの過去についても興味深い記述や指摘が並ぶ。
 さて、本書は間違いなく面白い。だが、それとは別の件で私はここで意見を述べたい。
 それは、本書で紹介されている『日本の喜劇人』(小林信彦・著)という本についてだ。
 本書では『日本の喜劇人』を「最高の一冊」と評し、「もしあなたが読んだことがないとしたら、新潮文庫から出ているので、今すぐこの本(木村註・『タモリ論』のこと)など投げ捨て、図書館で借りて読むのではなく、ちゃんと身銭を切って読むことをお薦め」している。
 この記述を読んで、私は早速『日本の喜劇人』の新潮文庫版を購入しようとした。が!なんとすでに絶版。しかも、古本でも(アマゾンでは)びっくりするほどの高値。昭和57年刊の初版だけではなく、平成8年刊の4刷本までも、何千円もの値がつけられているのである。・・・これではまさに、「身銭を切」る価格ではないかと驚く。「新潮文庫から出ている」とは、すでに絶版で、今は高値だけれども素晴らしい本だから読んでね、という意味を含んでの記述なのだろうか?・・・それにしても、本書を出版しているのも同じ新潮社なのだから、もう少し丁寧に注釈かなにかを載せていただきたいものだ。加えて言うならば、本書でこれだけ『日本の喜劇人』を褒め称えているのだから、新潮社としても『日本の喜劇人』を復刊させたほうがいいのではないか?など、つらつらと考えてしまった。
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