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○1542『福島FUKUSHIMA 土と生きる』○

『福島FUKUSHIMA 土と生きる』
著者名:大石芳野 出版社:藤原書店 文責 美術 木村顕彦

 私はよく、文化施設に行った時に、全国各地の展覧会のチラシ(いまは、フライヤーだかフレイヤーだかというらしいか)を見る。
 いま、どんなイベントが行われているのか、たとえ実際に行くことができなくとも、それらを眺めていると何となく楽しい。
 そんな風に展覧会チラシを眺めていた私の目に、一際鮮やかな、黄色が映った。
 「大石芳野写真展 FUKUSHIMA・土と生きる」。2014年4月22日(火)から5月2日(金)まで、東北芸術工科大学(山形県)で開催された展示のチラシだった。
 残念ながらその展示には行かなかったが、その写真展で展示していた(であろう)写真を収録した写真集の存在は知っていたので、それを手に取る。・・・前置きが長くなったが、それが本書である。
 なぜ、そんな前置きをしたかというと、それは本書(写真集)の背表紙と全体色が黒色だということを強調したかったからだ。
 そう、写真集『福島FUKUSHIMA 土と生きる』の装丁は、黒が基調だ。かろうじて、カバーにある「福島」「土と生きる」という文字はオレンジ色に処理されているが、カバーの写真もモノクロで(モノクロ写真だから当然だが)、テーマは「FUKUSHIMA」。
 私は、黒色のその写真集の存在を知りつつも、暗い内容を直感し、それを手には取らないでいた。
 だがそんな私が、黄色いチラシは、手に取った。明るい色のチラシでなかったらそれを手に取らなかったかもしれない。
 黄色いチラシを手に取ったことをきっかけに、その後、黒い写真集(つまり本書)を手に取った。
 たかが、写真集を手に取るというそんな行為にもきっかけがいる。予想した通り、そこには、震災後の福島に生きる人々の肖像が収録されていた。
 風景写真もある。
 「原発さえなければ」とチョークで書き残された、あのベニヤ板の壁を写した写真も。
 撮影者・大石芳野は、日本屈指のドキュメンタリー写真家である。これまで、世界各地を撮ってきた大石が、日本の福島をどう捉えたか。如実に表れている一冊だ。
 しかしながら私は、この写真集を見て多くの事は感じなかった。感じたのはただ一つ。
 それは「ここに写っている人たちは、極めて真面目に生きてきた人だ」ということ。そのことは、彼らの顔を見ただけでわかる。それはお前の主観だ思い込みだと、たとえ言われたとしても、私はそれを直感した。
 
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