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○1632『60歳で小説家になる。』○

 『60歳で小説家になる。』
著者名:森村誠一 出版社:幻冬舎 文責 美術 木村顕彦

 本書は、幻冬舎新書の一冊である。
 著者は、ミステリー作家の巨匠・森村誠一(1933-)。とか知ったような事を書いたが、私は森村のミステリー小説は読んだことはない。よく「森村誠一サスペンス」とかのテレビドラマを放送しているなーという記憶があるくらい。
 さて、そこで本書だ。本書タイトルは『60歳で小説家になる。』だが、別に森村自身がそういう経験をしたという意味ではない。定年退職をした人で、何かを始めたい人は、小説を書いて小説家になることもできるよ、という指南書としての意味を込めたタイトルだ。・・・そうして考えてみると、本書文中の活字サイズが新書にしてはやけに大きいのは、老眼の年代の読者に読みやすくするためか。
 森村は、ホテルマンを中途退職して作家に転身している。その経緯は本書に詳しい。それを読むと、彼はやはり、小説家になるべくしてなった人物だと強く感じた。あー結局は才能か、という感想をまず持った。
 しかしながら!本書の第7章「小説の書き方」では冒頭から興味深い提案がつづられている。それは「まずは日記に嘘を書きなさい」というもの。そういう小さいことから、創作のエクササイズは始まるのか、と刺激を受ける。
 加えて、「新人賞に応募する際のコツ」や「応募してはいけないジャンル」(森村によると、「新人賞に自伝を応募してはいけない」とのこと!)など、実践的なことも巻末で触れているので、たいへん参考になる。
 別に、タイトルとおり「60歳」から始めるのにこだわる必要はないのだ。案外、日記に嘘を書き始めたら面白くてやめられなくなるかもしれない。もしもそうならば、あなたには小説家の才能がある、と森村は本書で伝えているのだろう。
 森村は、こうも述べている。「絶対の自信をもって応募した作品が蹴飛ばされたら、選考委員は馬鹿だとおもえばよい。そして、決してギブ・アップすることなく、応募を続けることが受賞の必須条件である。」本書によって、新たな才能に目覚める人もいるかもしれない。何歳の人が読んでもいい本である(活字が大きくて読みやすいし)。
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