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○1639『稲盛和夫最後の闘い JAL再生にかけた経営者人生』○

 『稲盛和夫最後の闘い JAL再生にかけた経営者人生』
著者名:大西康之 出版社:日本経済新聞社 文責 美術 木村顕彦

 京セラと、KDDIを立ち上げた経営者・稲盛和夫。
 80歳を目前に控えていた2010年。稲盛は、日本航空(JAL)の会長に就任する。
 それはまさに、火中の栗を拾う行為だった。なぜなら、(周知のように)その当時、JALは会社更生法の適用を申請していたのだから。
 ・・・本書は、稲盛が、会社更正法を申請したJALを再生に導いた足跡を一冊にまとめたものである。 
 稲盛の経営の柱であるアメーバ経営(部門別採算)とフィロソフィー(経営哲学)。その二つを携えて彼は、JALの経営再建に挑む。
 だが、会長就任当初、「道徳の先生のような」稲盛の話にJALの役人は耳を傾けない。それでも根気よく、稲盛は自身のスタイルを伝え続け、やがてそれがJAL全体に浸透していく。にわかには信じがたいようなその過程が、本書の見どころだ。
 加えて、本書を読んで思ったのは、唐突なようだが民主党政権についてだ。というのは、JAL再建の時期、我が国は民主党政権で、当時の国土交通相・前原誠司が稲盛和夫にJALの会長就任をお願いしたという事実があったからである。本書によると「中学生のときに父親を亡くした前原は稲盛を父親のように慕い」とあるほど、稲盛と前原の絆は強いのである。そう考えると、JAL再建の時期に自民党政権であったならば、もしかしたら稲盛のJAL会長就任はなかったかもしれないのだから、タイミングとは面白いものだ。
 稲盛和夫がJALの経営をV字回復させたことに対して、うがった目で見ている方にも、ぜひ本書を読んでいただきたい(・・・実は、恥ずかしながら私もそんな一人だった)。
 さて、本書には次のような言葉がある。それを引用してこの稿を閉じる。
 「『日本は再生できる』(改行)JALを甦らせることで、稲盛はそれを証明した。」
 この言葉が決して大げさな表現でないことは、本書を読むとおわかりいただけるはずだ。
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