ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

○1678『英語できますか?-究極の学習法-』○

『英語できますか?-究極の学習法-』
著者名:井上一馬 出版社:新潮社 文責 美術 木村顕彦

 本書は新潮選書の一冊。著者は、英語コラムの翻訳と自身のエッセイで知られる井上一馬(1956-)である。
 本書テーマは、「英語できますか?」というタイトルそのもの。英語に苦手意識があるであろう日本人に対し、翻訳と英会話に定評のある著者が「究極の学習法」を伝授する。
 さて、究極の学習法については、本書を実際に読んでいただくとして。
 私が本書を通読して印象に残った箇所は「(英語の)新聞を読むのにはどれくらいの単語を知っていればいいかというと、それはおよそ二万語だといわれています。」というもの。著者の井上は「ときどき、『英会話には、中学校の教科書を完全にマスターすればそれで十分』などということを言う人がいますが、それはあくまで基本であり、私たちが学ぶべきなのは英会話ではなく、英語(以下略)」とし、「千語~二千語と二万語ではお話になりません」と、なかなか厳しい。それについて、二万語の中でよく使われるのは五千語程度だと断ったうえで、「(略)お金の比喩でいえば、五千円ぎりぎりのお金を持って買物に出かけるよりは、早く二万円を貯めて、五千円ぐらいの品物を気軽に安心して買えるようにしたほうがいいのです。」と続く。・・・単語、語彙に関しては近道はないということか。
 その他、「民族主義は、グローバリズムの対極ではなく、その核だ」というP・F・ドラッガー(経済学者)の言葉が本文中に登場し、妙に記憶に残った。その言葉は、おそらくドラッガーは経済学の文脈でそれを語り、井上は英語学習の文脈で本書の中でその言葉を引用しているのだろう。だが、私はそれを、最近ある先生から聞いた、ある言葉と同じ意味でとらえた。
 それは「21世紀は個の時代です。ですが、それは個が一つ一つこもっていていいという意味では当然ありません。個の時代だからこそ、コミュニケーション能力が必要になってくるのです。」という言葉だ。私はそれを、最近参加した美術教育の研究大会において耳にした。
 大げさに言えば、経済学も英語も美術もみんな同じ。こもっている場合ではない時代に、何ができるかであろう。
 多くの人が英語の世界に入り込む足掛かりになりうる一冊である。
 
最新記事
学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -