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○1685『自由が丘物語』○

 『自由が丘物語』
著者名:井上一馬 出版社:新潮社 文責 美術 木村顕彦

 翻訳家で作家の井上一馬(1956-)が、1990年に突然日記をつけ始める。
 当時、彼は33歳。ふたりの娘を持つ父親でもあった。
 その日記を書籍化したのが本書だ。二月から始まり、ひと月毎に章分けされており、日付けは25、26・・・などと記載。
 当時4歳の長女の入園、2歳の二女の入院、長女の舞踊発表会での感想、チルドレンミュージアムでのゲームでの賞品に関する話、妻とデイヴィット・ホックニー展を見に行きたかったが娘の意向でドングリ拾いに行った話などなど、子育てには様々な出来事が起こることを本書は教えてくれる。。
 また、文中、ふたりの娘に宛てた手紙が登場する。その手紙は、当時『セサミ』という雑誌に掲載された井上のエッセイとして書かれたもの。娘たちには将来読まれることを前提とした内容であるが、印象的な箇所があるので引用する。「(略)でも、ありがたいことに、この世の中には一流の人間はそんなにたくさんはいません。そして、これもとてもありがたいことに、人生のダイナミズムというものは、二流以下の人間が歯を食いしばってなにかをなにかを成し遂げたときにこそ味わえるもののようなのです。そういう意味で、神様はとても公平だとパパは思っています。」父親の、こんなにも真っ直ぐな言葉は、本でなければ味わえないものではないだろうか(息子と娘では、違うのか、それはわからないが)?その他にも、俳優シルベスタ・スタローンが、心を閉ざした息子のことを踏まえてインタビューで「自分の身体から生まれた子供が暗闇のなかで心を閉ざしているいま、自分の成功などなんの意味もない」と語っていたことなど、親の子供への愛情の深さを痛感する一冊だ。
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