ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

○1690『なぜ「小三治」の落語は面白いのか?』○

 『なぜ「小三治」の落語は面白いのか?』
著者名:広瀬和生 出版社:講談社 文責 美術 木村顕彦

 広瀬和生(1960-)。
 書店で落語関係の書籍を捜していると、その名前をよく見かける。本書の著者である(それ以外の、古典的な書籍の著者は安藤鶴夫が有名)。
 本書略歴によると、広瀬は東大卒。かつヘヴィ・メタル専門誌の編集長を務める人物のようだ。それに加え、落語に関しても並々ならない興味を示している。
 その広瀬が、落語家・柳家小三治(1939-)の魅力をまとめたのが本書だ。
 ・・・落語に興味がない方のために説明すると、柳家小三治は2014年に落語の人間国宝に認定された人物である。ちなみに、「落語家の人間国宝認定は五代目柳家小さん、三代目桂米朝に続き三人目」(本文より)。小三治は小さんの弟子であり、この二人は江戸落語、米朝は上方落語と分類されている。
 「本書校了直前」に小三治が人間国宝に認定されたということもあり、本書はより多くの落語ファンに読まれているだろうが、これまで落語に興味のなかった方にも読んでいただきたい。
 まず本書第一章では、小三治へのインタビューが収録されており、興味深い言葉が並ぶ。
 例えば、師匠である小さんから、落語は「芝居じゃない」「『おはなし』なんだ」と言われたエピソードや、細かく描写する「藤沢周平」の小説のような落語に対する苦言、などなど。それらをふまえて落語を聴くと、違った印象を受けるかもしれない。
 また、第二章では「ここが好き!小三治演目九十席」と題され、五十音順で落語のネタが列挙。これがまたスゴイ。
 なぜならこの章を読むだけで、まず落語における有名な九十もの演目のあらすじを知ることができるし、さらに、それぞれの演目を小三治が演じた時の魅力や、CDやDVDになっている演目についてはそれも併せて紹介されているからだ。
 落語を知る、そして小三治も知ることができる一冊。
最新記事
学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -