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○1703『天野祐吉対話集 さよなら広告 さよならニッポン』○

 『天野祐吉対話集 さよなら広告 さよならニッポン』
著者名:天野祐吉ほか15名 出版社:芸術新聞社 文責 美術 木村顕彦

 天野祐吉(1933-2013)。コラム二スト。
 本書は、天野が創刊した雑誌『広告批評』誌上ほかで行った対談を一冊にまとめたものである。
 ラインナップは、谷川俊太郎や糸井重里、サトウサンペイなど14名。それに加え、あとがきは作家・高橋源一郎。
 彼らのうちすでに故人なのは辻井喬や筑紫哲也ら4名。しかも天野自身もすでに亡くなっており、雑誌『広告批評』さえも今はない。時の流れを感じる一冊だが、その本書が2014年に刊行されたのだから不思議だ。
 詩人やコピーライターを対談相手としている内容だからだろう、本書では言葉をめぐる対話が目立つ。
 なかでも私が興味深く読んだのは、タレント・所ジョージとの対談の章だ。
 所ジョージは、やはり独特の感性を持っている。
 「庭でたき火できたり、外で風呂に入れたり。でも、これって、田舎に引っこんでやるんじゃダメなんですよ。そんなの、誰でもできるんだから。東京で暮らしながらじゃなきゃ意味がなくて、それが豊かだってことだと思う。」
 「(略)初めは中身に値段つけて売ってたとしても、ペットボトルが問題になった時点で、逆にすべきだと思いますね。各メーカーでそれぞれ違うペットボトルを作って、それを売ればいい。たとえば一年間使えるコーラのペットボトルが、一本三十万円とかね。」
 以上二点とも、本書での所ジョージの発言(雑誌初出は1998年)だがいかがだろうか?冗談めかした内容ではあるが、これほど柔軟な発想をする人は、そうはいない。
 気鋭のコラムニスト・天野祐吉との対話によって生まれた、発想と思考。それらを次世代に伝える一冊だ。
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