ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

○1720『人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!』○

『人を動かす、新たな3原則
売らないセールスで、誰もが成功する!』
著者名:ダニエル・ピンク(著)神田昌典(訳) 出版社:講談社
文責 美術 木村顕彦

 先日私は、ご当地ヒーロー『超神ネイガー』の生みの親・海老名保氏の講演を拝聴する機会に恵まれた。
 その折、読書についての話題があり、海老名氏の口から「ダニエル・ピンク」という名前が登場。どうやらダニエル・ピンクなる人物の著作が何冊かあるらしい。その名前初めて聞いた私は、早速ダニエル・ピンクの著作を探す。そうして出会ったのが本書である。
 これは、ビジネス書、というジャンルになるのだろうか。テーマは、タイトルからもわかるとおり、セールスだ。本書では、セールスという、購買意欲を誘う行為から派生して、人をやる気にさせる秘訣などについて綴られている。
 ただ、海外で書かれているこの手のビジネス書は、読んでみて面白いと感じる部分は確かにあるのだが、いかんせん記述が大げさなのが難点である。大体にして、タイトルに「誰もが成功する!」と書いている時点ですでに大げさだ(あやしい、とかウソだとか言うつもりはない)。
 と、以上のように冷めた目で読んでしまっていることを始めにお断りしておく。
 そうして読んでいて気になったのは例えば、「試験勉強に取りかかろうとしない」「娘に対して」「2つの質問を投げかけ」てやる気にさせる方法について説明している箇所。以下、引用する。
 質問1「1が『これっぽっちも勉強するつもりがない』で、10『勉強する気満々』だとしたら、1から10の間の数字で表すと、どのくらい勉強するつもりがある?」
 娘がこれに答えたら、次の質問をする。
 質問2「どうしてもっと低い数字を選ばなかったの?」
 ・・・以上のように述べた方法で質問をすると、より少ない数字を選ばなかったことを自覚した娘は、徐々に勉強のやる気が出てくる、というのが本書の主張。この方法の最大の難点は、この時に娘が「1」つまり、数字の中で最も低い数字を答えた時の対処法について書いていないということだ。うーむ、というしかない。
 だが、さて、苦言ばかりでこの書評を終わりたくはない。
 本書では「『なぜ?』を5回問いかける」ことにより「その人のふるまいと姿勢の根底にある理由を検証」することや、ピクサースタジオで用いられる「ピクサー・ピッチ」と呼ばれるストーリー構成方法など、セールスや仕事で役立つ情報も多い。
 なぜ?を5回繰り返すのか。なるほどと思い、試してみる。
 なぜ本書を読んだのだろう?・・・海老名保氏の講演を聞いていて、ダニエル・ピンクの名前が耳に残ったから。
 なぜ耳に残ったのだろう?・・・自分には耳があるから。
 なぜ自分には耳があるのだろう?・・・自分は生きているから。
 なぜ自分は生きているのだろう?・・・。
 と、5回にいく前の、4回目の「なぜ?」で究極の哲学的問いに行き着いてしまい、止まってしまった。以上。 
 
最新記事
学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

06月 | 2017年07月 | 08月
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -