ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

○1741『デジタル時代のぼくらの著作権入門 なんでコンテンツにカネを払うのさ?』○

 『デジタル時代のぼくらの著作権入門
なんでコンテンツにカネを払うのさ?』
著者名:岡田斗司夫・福井健策
出版社:阪急コミュニケーションズ 文責 美術 木村顕彦

 オタキング・岡田斗司夫が、弁護士の福井健策と著作権について語り合う。
 その対談集が本書だ。
 著作権は、細かく考えていくと、どうしても個人の解釈の問題に突き当たってしまう。
 本書では、たとえばこういう場合はどうか、ということを岡田が問い、福井と語り合いながら著作権についての議論を深めている。
 さて、著作権についてもさることながら、デジタル技術が進んでいる現在、クリエイターという仕事は成り立っていけるのかの話が、本書では重要な位置を占めている。
 それについて、結論的に提示しているのは「人はライブの体験にお金を払う」ということ。つまり、いつでもどこでも買えるものよりも、ライブ会場でしか買えないもの(コンサートグッズ)、そこでしか体験できないものに消費者はお金を使うというととだ。ある意味では、それしか残されていないようにも思え、クリエイターには苦しい時代になりそうだ。・・・ちなみに岡田は、『プチくり』という著作において、これからはプロのクリエイターを目指すのではなく、プチクリエイター(仕事を他に持ちながら、好きな創作活動を趣味的に行なう)を目指す道もあると書いている。『プチくり』と共に本書を読み、そして時代を見た上でそれは賢い選択かもしれないと考えてしまう。
 しかしながら、例えば美術のジャンルで言えば、最近は展覧会カタログが展示会場のみの販売ではなく、書籍として書店でも販売されている。これは、美術館の予算の都合でそのように移行しているのだろう。だが、前述の「ライブ会場でしか買えないもの」に消費者がお金を払う、という時代性を考えると、どうもこの現象(展覧会カタログが、書籍版として全国どこの書店でも購入可能なこと)は逆効果のように思えるが、いかがであろう。
 著作権というのは、人によっては気にもしないことかもしれない。だが、本書を読むと、なるほどと思うことばかり。ぜひご一読を。
最新記事
学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -