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東奥義塾高等学校 公式ブログ

■東奥義塾高校所蔵旧弘前藩藩校「稽古館」資料 調査報告会

東奥義塾高校所蔵旧弘前藩藩校「稽古館」資料
調査報告会

2015年2月23日(月)10:00~12:30
弘前大学人文学部4階 多目的ホール

10:00 第1部開会
はじめに、今回の報告会を担当された渡辺麻里子先生から会の概要が説明されました。
弘前藩の藩校であった「稽古館」が所蔵していた古典籍は現在、主に東奥義塾高等学校図書館に引き継がれています。これら東奥義塾所蔵の旧弘前藩校資料は、近世以降の弘前藩および津軽地域における学術・文化・知的営為のあり方を伝える貴重な資料だとのご指摘をいただきました。また第1部では、長年にわたり東奥義塾所蔵資料を調査・研究されてきた北原かな子先生(青森中央学院大学教授)にご講演いただき、その後第2部として、弘前大学で各専門分野の研究に携わる先生方による研究発表が行われる旨の説明がありました。

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報告会の趣旨を説明する渡辺麻里子先生

10:10~10:50 講演:北原かな子先生
東奥義塾が明治5(1872)年に津軽地方弘前に開校した私学であり、財政難から明治34(1901)年に弘前市に移管され一時廃校となったものの、大正11(1922)年にキリスト教主義学校として再興され、現在に至っている流れが話されました。最も興味深かったのは、なぜ東奥義塾が公立高校としてではなく、私学として存続し得たのかというお話のくだりです。そこには設立に携わった先人たちの間に、中等教育は私学で行うべきであるとの明確なヴィジョンがあったのではないかとのお話をされた時、先人たちの揺るぎない理想をひしひしと感じ取ることが出来ました。このことを誇らしく思うのと同時に、今を担う我々教職員が襟を正さなければならないのだと、身が引き締まる思いがしました。

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講演される北原かな子先生

11:00~12:30 第2部:研究発表
川瀬卓先生(日本語学)
『詞八衢(ことばのやちまた)』と『小学読本』に関するお話がありました。

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川瀬卓先生

渡辺麻里子先生(日本古典文学)
「稽古館」が収集した本のラインナップの重要性を話されました。なぜこの本がここにあるのかという来歴や、本に残された書き入れを分析することが必要であるとの見解を興味深く感じました。また、所蔵されている古典籍そのものに触れることが意味深いとも話されました。

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渡辺麻里子先生

武井紀子先生(日本古代史)
『令義解』や『日本書紀』などの資料の紹介をされました。

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武井紀子先生

木村純二先生(日本倫理思想史)
ご都合がつかなかったということで木村先生はいらっしゃらず、渡辺麻里子先生からレジュメの内容の説明をいただきました。山鹿素行に関連する資料が多数所蔵されていることが紹介されました。

荷見守義先生(中国史)
明律に関連する資料をはじめ、多くの中国史関連資料の存在が紹介されました。

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荷見守義先生

松井太先生(中央アジア史)
『蒙古来聘』などの紹介がありました。

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松井太先生

植木久行先生(中国古典文学)
荻生徂徠の著した『滄溟七絶三百首解考証』が紹介されました。

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植木久行先生

学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

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