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○1805『カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話』○

『カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話』
著者名:小暮太一 出版社:サンマーク出版 文責 美術 木村顕彦

 本書著者は、経済ジャーナリストの小暮太一。
 彼は、福本伸行によるギャンブル漫画『カイジ』シリーズからの教訓(?)をもとに、『カイジ「命より重い!」お金の話』『カイジ「勝つべくして勝つ」働き方の話』(ともにサンマーク出版・刊)という書籍を相次いで刊行。本書は、そのシリーズ3冊目に当たる。
 本書の文中、漫画『カイジ』の場面ページが登場するが、『カイジ』を知らない読者も全く問題なく本書を読むことができるのでご安心を。
 さて、「お金」「働き方」につづき、本書で語られるのは「生き方」。まあ、お金も労働も、生き方に直結しているので、あえてテーマで分ける必要もないが。
 まず通読して気になったのは次の一文。
 「今は機械が行っていない仕事でも、やがては機械化が必ずなされます。」
 ・・・これは、産業革命時から続く、近代の人間のジレンマの象徴的な悩みである。
 要するに、機械によって生活は便利になるけれど、機械に仕事を奪われて収入が減るという話。もう100年以上も前から言われているこの問題は、なかなか消えない。
 そういえば、以前この書評の場で紹介した『ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる!』(堀江貴文・岡田斗司夫FREEex著・サンマーク出版)にもこの問いについて書かれていたし。・・・大体にしてそのタイトルにも本書シリーズ同様に「カネ」「生き方」という文字が入っていることに対して、苦笑。自分が、いかに「カネ」「生き方」についてつい考えてしまっているかが露見してくる。
 さて、その「機械化」の話から派生して記述は続く。以下、本書からの引用。
 「2014年の春時点では、日本は人手不足に陥っています。復興需要と2020年のオリンピックに向けた建設需要が重なり、建築業界では急激に需要が伸びています。その仕事を処理するだけの人がいません。また飲食業界も深刻な人手不足に陥り、新店舗を開店できない事態が起きています。(改行)このようなリスクに直面した経営者は、ますます『人材に頼らない経営』を目指し、機械化を進めるでしょう。」
 経済ジャーナリストは、そう見ているのかーという感じ。
 「機械化」による仕事の現象、といいつつも最近耳にする「人手不足」「震災需要」「建築需要」に、若干の希望を持っていた私。
 だが、それさえも「人材に頼らない経営」の足掛かりになるとは・・・(リスクに直面しただけで、すぐに機械化の技術が進んでしまうかは疑問が残るが)。恐ろしい世の中。
 読んでいて「ざわ・・ざわ・・・」が止まらない一冊。ちなみに、本書見返しには「ざわ・・ざわ・・・」という書き文字がびっしり。
 
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