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東奥義塾高等学校 公式ブログ

○1813『社会人大学人見知り学部卒業見込』○

『社会人大学人見知り学部卒業見込』
著者名:若林正恭 出版社:メディアファクトリー
文責 美術 木村顕彦


 若林正恭(1978-)。お笑いコンビ・オードリーにおいて、相方の春日俊彰とともに活動をしている芸人だ。。
 近年のバラエティー番組で、独特の立ち位置で活躍する若林。本書は、彼が雑誌『ダ・ヴィンチ』誌上で連載をしたエッセイに書き下ろし分を加えて単行本化されたものである。
 まず目を引くのは、章扉ごとに描かれた若林直筆のイラスト。
 下手な絵だということを読者に伝えたいのだろうか?その点が不明(中途半端)だが、私はその絵を大変面白くみた。画力うんぬんではなく、アイデアが詰まったそのイラスト。章の文章に合わせた内容の絵が多いので説明が難しいが、世の中の表側にはなかなか出てこないタイプの絵だということは確かだ(まず、絵が得意だというわけではなく、30歳を過ぎた人間の描いたイラストが本に掲載される機会が少ない)。
 さて、通読してみて印象深かった箇所を本文から。
 「毎日寝る前に一日の出来事で幸せだったことを書いていけば、毎日がハッピーになると書いてあったので実践した。だが、4日続けて『はなまるうどんがおいしかった』の一行で逆に寂しくなったので止めた。」・・・自己啓発書に影響を受けながらもなかなか思い通りにいかない典型的パターンが笑える。
 次に挙げたいのは、番組打ち合わせの会議に参加したときのエピソード。若林は会議の最中には他のスタッフに気兼ねして何も言えなかった。帰宅後にその会議に参加していた、同年代の作家に電話をして自分のアイデアを伝える。その時に若林が思いついて伝えたアイデアそのものについては褒めてもらえたが「こういう電話は好ましくなく、できるだけ会議で言った方がいい。派閥を生んじゃうことがよくあるから。」とアドバイスを受ける。そういった記述、タイトルにある「社会人大学人見知り学部」ならではの社会勉強の一つであろう。
 おそらく、若林という芸人の考え方に対して、強く共感する人は少なからずいるだろう。かくいう私もそうだ。意識してひねくれているわけでもないのに、つい変な感じになってしまうそんな人たち。テレビを観ていて、何となく若林正恭の事が気になる人たちは、本書を読んで笑い、そして自身のことを振り返ることもできるはずだ。

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