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○1838『宮沢賢治「旭川。」より』○

『宮沢賢治「旭川。」より』
著者名:あべ弘士 出版社:BL出版 文責 美術 木村顕彦

 本書は絵本である。
 著者は、『あらしのよるに』(木村裕一・作)の画で知られる絵本作家・あべ弘士(1948-)。
 タイトルからも想像できるかもしれないが、本書は宮沢賢治(1896-1933)の詩(心象スケッチ)の「旭川。」をモチーフとしている。
 さて、作者であるあべ本人による、本書についての簡単な解説が巻末に掲載されているので、まずはそれを引用・紹介する。
 「宮沢賢治は、大正12年8月2日、当時軍都だった北海道・旭川を訪れています。(改行)これは、前年に妹トシを亡くし、哀しみを抱いた旅であり、(改行)賢治が教えていた岩手県の花巻農学校の生徒たちの就職先を探すため、(改行)樺太へ向かう途中の旅でもありました。(改行)(略)辻馬車を走らせ、一篇の詩を残しています。それが『旭川。』です。(改行)(略)この絵本は、その『旭川。』の詩をもとにして、(改行)新たに創作を加え、つくらせてもらいました。」
 北海道・旭川は、あべにとってゆかりの深い場所。彼は「旭川市旭山動物園の飼育係を25年勤め」(本書略歴より)た経歴を持つ。
 その旭川について、あの宮沢賢治が一篇の詩を残しているのだから、絵本にしてみたくなる気持ちはよくわかる。
 「旭川。」は28行ほどの詩だ。その詩は、本書見返しに掲載されている。
 それをもとにした30ページの絵本。本文には、詩そのものは登場せず、テキストは、あべが書いた物語。画は、くっきりとした色彩。カバー表紙にある空の色が印象的だ。
 絵本作家が、一篇の詩からインスピレーションをもらって制作した本書。大人も十分楽しめる一冊だ。
 
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