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○1866『あそびの木箱』○

『あそびの木箱』
著者名:秋岡芳夫(著)・北海道立近代美術館(監修)
出版社:淡交社 文責 美術 木村顕彦


 小さな台形が切り抜かれたダンボール箱(筒箱)に、本書は入っている。
 ページをめくると、写真図版で収録されているのは日本各地の彫刻家や工芸家53名が、「あそびの木箱」というテーマで制作された箱たち。
 たとえば三原昌平による、木で紙袋のフォルムをつくった作品や、福田繁雄による、木目のついたダンボールを少し潰した作品は、だまし絵な手法により、見ていて楽しい。
 そして、一面ずつが木目パズルでできている山中晴夫の作品は、精緻だ。
 また、動物糸鋸パズルの第一人者・小黒三郎による「動物の箱-四つのアニマルキューブ」という作品は、パズルでありながら、箱に仕舞ったときに完成するという不思議なシロモノ。
 北海道出身の彫刻家・砂澤ビッキの作品「パンドラA」「パンドラB」という作品もあり、驚く。生前、こういう作品も残していたのかと、ビッキについてのあらたな発見をした気持ちになる。
 ここでは、箱にモノを詰めて構成していく、いわゆるボックスアートとは一味ちがった、箱によるアートの世界が展開されている。
 とても楽しく眺めたこの一冊。だが私には一つ不満(?)がある。それは、本書著者である秋岡芳夫(工業デザイナー)の作品が収録されていないことだ。50名を超えるアーティストたちが遊び心溢れる箱作品をつくっているのだから、秋岡の手によるそれも・・・見てみたかった。同じテーマを与えられた時、人はどんな風に発想を広げて いくのかを知ることのできる一冊だ。
 
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