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○1870『消えたマンガ家 ダウナー系』○

 『消えたマンガ家 ダウナー系』
著者名:大泉実成 出版社:新潮社 文責 美術 木村顕彦

 本書は新潮OH!文庫の一冊である。シリーズ「アッパー系」、「ダウナー系」とあり、本書は後者に当たる。
 すでにこの書評の場で「アッパー系」については紹介をしている。複数名の「消えたマンガ家」についての取材、またはインタビューの記録が本書の内容だ。
 本書で取り上げられているマンガ家は次のとおり。
 ちばあきお、山田花子、鴨川つばめ、安部慎一、中本繁、富樫義博、内田善美、そしてボーナストラックとして、ねこぢる。
 ヒット作を世に出しながらも、描けなくなって消えたマンガ家が、本書には多く登場している。そして、「消えた」というよりも、亡くなったそれも多い。ちばあきお、山田花子、ねこぢる。彼らの最期を思うと、その人それぞれの性格であったり、創作をするとは一体なんなのだろうという事を深く考えさせられる。
 さて、しかしながら例外的に、本書をきっかけに復活を遂げたマンガ家もいる。先に挙げた中本繁である。
 マンガ新人賞である手塚賞の初受賞者・中本繁。彼は1973年に『週刊少年ジャンプ』誌上において『ドリーム仮面』という作品を連載したあと、姿を消す。
 (そして、本書で中本繁と『ドリーム仮面』の存在が改めて見直され・・・。)
 作者行方不明の状態で、2000年に太田出版から『ドリーム仮面』は初の単行本化。それをきっかけに、中本は自分がこの作者だと名乗りを上げる。そんな出来事があった。
 その後、彼は2013年にビリケン出版から『ドリーム仮面 ぼくだけの家』という絵本を刊行(それについては、すでにこの書評の場で私が取り上げている)。さらに2014年には『ドリーム仮面』が完全版の形で再復刻。復活を遂げたわけだ。
 漫画が好きな人もそうでない人も、本書を読むと、気になるマンガ家に出会えるはず。そんな一冊である。
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