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○1886『自分で作る 木のおもちゃ ナチュラルで美しい15の作品』○

『自分で作る 木のおもちゃ ナチュラルで美しい15の作品』
著者名:高橋矩彦ほか 出版社:スタジオタッククリエイティブ
文責 美術 木村顕彦

 最初に、私事から。
 私は大学生時代に、木工の授業を選択したことがある。
 その学校の授業の中にある全ての木工の授業を取ったので、木工に対する自分の思い入れはなかなか深い。
 ペーパーナイフ。小箱。机。抽斗。本棚。授業でつくったものはそれくらいだったが、制作にはとても時間がかかった。
 なぜなら、電動工具を使うのは基本的には大学三年の授業からということで、最初の頃は鉋やノミで、時間をかけて材料を削っていたからだ。
 釘は基本的には使わず、材料を削った組手によって組立をしたことも、時間がかかった要因だろう。
 それでも、鉋やノミを研ぐ技術がしっかりと身についていたら、少しは作業時間が短くなったかとも思うが、それをおろそかにした私にとって、木工は大変で、時間のかかる作業だった。
 とにかく、手づくりでなにかを制作するには、手間と労力が必要だという、きわめて当たり前のことを、私は木工を通して知った。(・・・加えて言うならば、東奥義塾高校に赴任して、陶芸を教えるようになって、さらに深くその事を思い知った。工芸は、人を謙虚にさせる。)
 さて、自分の思い出話はそれくらいにして、本書の紹介にうつろう。
 家具のような木工品に限らず、木のおもちゃというものが世の中にはある。
 私はつくったことはないが、それらを見るのはとても楽しい。
 本書は、そんな木のおもちゃのつくり方を、「図面・型紙つき」で紹介した技法書。
 さらに、型紙のみならず、道具や木材に関する基礎知識や、各地にある木工工房の紹介ページもあり、これ一冊で木工の基本を知ることができるスグレモノだ。
 まず、「ナチュラルで美しい15の作品」という副題からわかる通り、本書には、代表的な15の「木のおもちゃ」が紹介されている。
 その15とは次のようなもの。
 「鳥の笛、ツグミキューブ、脱皮するヘビ、かたかた人形、のぼり人形-UFO-、メリーゴーラウンド、犬のプルトイ、シーソー、レインボーパズル、でんしゃ、キッチンシェルフ、クーゲルバーン、泳ぐ魚、ロボットウォーカーワゴン、おもちゃの家」
 ・・・いかがだろうか。ほとんどが可動式のもので、ユーモアのアイデアのあるものばかりである。
 ただし。電動工具がなければ出来ないものが多いのが若干の難点ではあるが、ものづくりの原理は、本書を読めばだいたい理解できるはずだ。・・・だが、大体にして、木でつくらなければいけない、という決まりがあるわけでもないだろう。なせばなる。もし、本書を見て、実際につくってみたいと感じたならば、ダンボールやスチレンボード、プラ板など、身のまわりにある材料なんでもつかって手づくりおもちゃはできるはずだ。
 本書をきっかけに、多くの人が手作りおもちゃの魅力に目覚めることを私は願う。
 
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