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○1893『母さんの「あおいくま」』○

 『母さんの「あおいくま」』
著者名:コロッケ 出版社:新潮社 文責 美術 木村顕彦

 本書は新潮文庫の一冊である。
 著者は、モノマネタレントのコロッケ(1960-)。
 貧しかった少年時代のエピソードや、モノマネタレントとしての地位を獲得するまでの日々、そして、お母さんからの教えなどについて綴られている。
 さて、本書タイトルにある「あおいくま」。それは、コロッケが母親から受けた中で最も大きい教えである。
 「あせるな」「おこるな」「いばるな」「くさるな」「まけるな」。その最初の文字をつなぎあわせて「あ・お・い・く・ま」というわけだ。
 さて、もうずいぶん前のこと(2000年になるかならないかの頃だろう)。『グレートマザー物語』というテレビ番組があった。それは、著名人が自身の母親について語る番組だったのだが、コロッケがゲストの回を偶然見たことがある。そこで彼は本書同様に「あおいくま」について話しており、私は強烈な印象を受けた。それ以来私は、その言葉を忘れてはいない。
 ちなみに本書の単行本版は2012年刊行。文庫版である本書は2014年刊行である。私は、かつて観たテレビ『グレートマザー物語』を思い出しながら本書を読んだ。
 通読してみて、「あおいくま」のこと以外について印象に残った箇所が一つあったのでここで紹介する。
 「僕がどれだけの時間をかけて、ひとつのものまねを完成させるか、お客さんは知らない。そして、お客さんはすぐ飽きる。どちらも当然のことだ。」
 ・・・ものまね、というのは、読んで字の如く「マネ」である。だが、それが芸として確立されているものには、ある意味で創作以上に過酷な作業だということだろう。と、言うよりも、「マネ」という名の創作ではないだろうか。そんな事を、この一文を読んで感じた。
 読みやすく、かつ、多くの事を考えさせてくれる一冊だ(本書巻末の「文庫版あとがき」によると、本書の一部が小学校5年生の道徳副読本教材として採用されたようである)。
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