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○1915『若者たちの神々Ⅱ 筑紫哲也対論集』○

 『若者たちの神々Ⅱ 筑紫哲也対論集』
著者名:筑紫哲也 出版社:新潮社 文責 美術 木村顕彦

 本書は新潮文庫の一冊である。1987年刊。
 単行本版は1985年刊(朝日新聞社刊)。
 ジャーナリスト筑紫哲也(故人)の対談が収められている。本書はⅡであり、このシリーズは4冊以上刊行されているようだが、私が現時点で読んだのはこのⅡ巻のみである。
 本書を手に取ったのは、ラインナップに大竹伸朗(画家)、山本耀司と三宅一生(ともにファッションデザイナー)、小栗康平(映画監督)が含まれていたからだ。それ以外の対談相手は野田秀樹、村上龍、林真理子、戸田純、橋本治、鈴木邦男、山下和仁、中島梓といった、そうそうたる人物たち。
 彼らは、本書タイトルから想像できるであろう「若者たちの神々」(ただし、冒頭で書いたように、本書刊行年を考慮していただきたい)。ちなみに山下和仁という方はギタリストのようで、私は初めてその名を知った。そして戸田純は、最近では名前を見かけない。
 鈴木邦男に関しては、後年になって彼が書いた『失敗の愛国心』(理論社刊)と本書を併せて読むと面白いかもしれない。
 通読して、おっと思った箇所が、橋本治の語った言葉だ。以下引用。
 「(略)今の若いコはすごく頭いいです。(略)本質的なことはなんでもわかっちゃうんですよね。(略)なんで彼らはこんなにも物事がわかるんだろうということを考え始めたら、突然つまらなくなっちゃった。というのは、彼らは現場を持たないからわかるんですよね。」
 ここでいう「今の若いコ」は、実際は2015年現在の若者ではないのだが、私はこの記述を読んで、現在の若者に対しても同じように感じることがある。わかっているだけ、知っているだけとでも表現したらよいのだろうか。その点については自分自身、今後もう少し考えを深めていきたい。
 とにかく、本書は筑紫哲也の対談能力が光っている一冊だ。
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