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○1919『長新太の脳内地図』○

 『長新太の脳内地図』
著者名:長新太 出版社:東京美術 文責 美術 木村顕彦

 長新太(1927-2005)。絵本作家。
 彼が亡くなって、もう10年が経つのか(2015年現在)。
 没後10年。2015年から2016年にかけて全国5箇所の美術館で大規模な展覧会が企画された。
 それが「長新太の脳内地図」展。本書はその展覧会図録の書籍版である。
 400ページを超える大著。オールカラー。長新太の作品世界の全てを網羅した書籍だ。・・・しかし、型判は小ぶり。なんと、文庫判。
 『さかさまライオン』『ごろごろ にゃーん』『おしゃべりなたまごやき』他、長の代表作が並ぶ(・・・とは言っても、私は特に長新太の絵本で育ったというわけではない)。
 ナンセンス絵本。それでどこまで子どもの感性に迫れるか。長新太が生涯考え続けたのは、そのことであろう。
 さて、前述のように多くの長新太本が紹介されている本書。
 通読してみて、私が初めて知った作品があった。それが『ちらかしくん』。本書によると、1966年、童心社刊とある。随分と昔の出版作品だ。
 「整理整頓ができない『ちらかしくん』。(略・改行)幼い子どもを逆説的にしつける目的でつくられた紙芝居」。本書にはそう書いてある。なんだか、だいぶ面白そうだ。
 また、その絵本(紙芝居?)『ちらかしくん』のテキスト部分も紹介されている。以下引用。
 「おとうさんの はなさきへ ズボンが ポーン、ズボンの おひげが できました。」
 ・・・父親の鼻先にズボンを投げて、「ズボンのおひげができました」って。ちらかしすぎでしょう。
 そんな作品を手掛けてから40年近くもさらにナンセンスな絵本を描き続けたのだから、頭が下がる。
 文庫判で小さくまとまりながらも、イメージの広がりをどこまでも推し進めてくれる一冊だ。

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