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○1925『SAHARA[サハラ20年]』○

 『SAHARA [サハラ20年] 』
著者名:野町和嘉 出版社:講談社 文責 美術 木村顕彦

 本書は写真集である。
 撮影されたテーマは、タイトルからもわかるとおり、サハラ砂漠。
 写真家は、野町和嘉(1946-)。
 本書刊行は1996年。「あとがき」によると、彼は1972年に初めてサハラに足を踏み入れて以来、1993年までの20年のうちに10回、のべ800日を超える日々をその地で過ごした、とある。
 そういった意味での「20年」が、タイトルにある「サハラ20年」だ。
 もしかすると、20年にもわたって砂漠を撮影しても、かわり映えのない写真しか撮れないと思われる方もおられるかもしれない。だが、1実際はそうではない。
 砂丘、岩山、動物、壁画、人。サハラ砂漠の撮影といっても、それらが表情豊かにページを彩っているのだ。
 いま挙げた中での「壁画」とは、タッシリ・ナジェール古代岩壁画のことを指す。
 私は個人的にこの壁画がかなり気に入っている。アルタミラやラスコーといった古代壁画ばかりが有名だが、タッシリ・ナジェール壁画の知名度をもっと上げたい気持ちがある。タッシリ・ナジェール壁画についても本書に写真が掲載されているので、是非ご確認いただきたい。ちなみに、以前この書評の場でも取り上げたが、野町はタッシリ・ナジェール壁画のみをテーマに編集をした写真集『サハラ、砂漠の画廊』(新潮社刊)も出版している。そちらも、改めてこの場で紹介しておきたい。
 さて、本書「はじめに」によると、サハラ砂漠の面積は、なんと日本列島の25倍(!)。それほどの広大な面積の砂漠ということで、私の感覚からは想像もできないような光景もある。
 ・・・「モロッコ南西部の木登り山羊」。黒い山羊が、木に登っている。その写真には驚いた。
 黒い山羊ということだけでも珍しいと感じているのに、その山羊が、木に登っている。地球は広い。
 野町和嘉による、サハラ砂漠写真の集大成としての本書。ぜひご一読を。 
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