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○1931『ドローイングの教室 描く楽しさを発見する52のアートチャレンジ』○

 『ドローイングの教室 描く楽しさを発見する52のアートチャレンジ』
著者名:カーラ・ソンハイム 出版社:ボーンデジタル 文責 美術 木村顕彦

 ドローイングという美術技法の用語がある。もしかすると、初めて聞く方もいるかもしれない。
 ドローイングは、線描のことを言う。しかしながら、線描というとデッサンという用語を思い浮かべる方もいるだろう。
 デッサンとドローイングの定義の違いは、なかなか曖昧だ。だが、強いて言えば、ドローイングの方が自由度が高い。具体的なものを描かずに、線そのものの面白さだけを表現したものは、あくまでドローイングであり、デッサンとは言わないだろう。
 さて、そんなドローイング。
 本書では「ナンバーゲーム」「機械と発明」「無作為な選択によるドローイング」など、52もの課題が紹介されており、様々なアプローチでドローイングを体験できる。用いる画材もペン、鉛筆、インクと多彩だ。
 そんな風に様々な技法が紹介されている本書だが、通読してみて私の興味を引いたのは、ジェニーン・ズラキスというアーティストの言葉だ。
 「消しゴムは使う派ですか?使わない派ですか?」という文中の質問で、彼女は次のように答えている。
 「大学で建築を学んでいた時、消しゴムを真っ向から否定する教授がいて、最初の1年間は消しゴムの使用が禁じられました。その1年間で私は多くを学びました。消しゴムを使わないという経験は、流れに身を任せ、不完全さについてくよくよと悩んだりせず、逆にそれらを元々の計画の一部だったかのように使ったり、装ったりすることを教えてくれました。」
 ・・・私も、全く同感。絵を志す多くの人に本書を、少なくともこの箇所だけでも読んでいただきたい。
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