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○2000『秋田について考えた事』○

 『秋田について考えた事』
著者名:石川好 出版社:無明舎出版 文責 美術 木村顕彦

 本書は、「秋田魁新報」(秋田県の地方紙)に「石川好の『眼』と『芽』」という題で、月二回(2007年4月13日~2010年2月28日)掲載されていたコラムを単行本化したものだ。
 著者の石川好(1947-)は、元々はノンフィクション作家。東京都大島町(伊豆半島)出身ながら、秋田県とゆかりの深い人物だ。それは、秋田公立美術工芸短期大学学長を務めた経歴によるものだろう。
 本書は、タイトルのとおり、秋田県についての具体的な提案に溢れている。まずは、秋田内陸線(秋田県にある私鉄のひとつ)を盛り上げるための具体案が二つ。以下引用紹介。
「(略)秋田内陸線。これも思い切ってタダでもよいから、JR東日本か私鉄にあげてしまうことだ。毎年億単位の財政を出動させるくらいなら、企業に払い下げ、彼らの力で経営体質を変えてもらい県外利用者をも増やすのが、ベターな選択だと思われる。」
 「内陸線を復活させるには、この男鹿氏の作品群を(木村註・ここでの「男鹿氏」とは、スタジオジブリ作品の背景画家として知られている男鹿和雄氏を指す。氏は秋田県の出身である。)買い上げて、阿仁あたりの公民館でもよいから『男鹿和雄マタギの里美術館』を作る。その美術館見学と秋田の森を楽しむ観光ルートを作るのだ。」
 いかがだろうか。「男鹿和雄マタギの里美術館」、もし実現したならば是非行ってみたい。
 また、巻末に収録されている「秋田にコメ本位制」と題されたあとがきの内容も、刺激的だ。同じく、以下引用紹介。
 「例えば生活保護家庭。社会を安定化させるため、各国は恵まれない家庭にさまざまな支援を与えている。コメの国日本なら、その生活保護として支給している現金の一部を、保護家庭の頭数で割って、現物のコメで支給するのだ。」
 ちなみに、私が現在住んでいるのは青森県である。しかし、同じ東北として考えると、地方の生き残りのヒントになる提案として、本書から学ぶ点は多い。
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