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○2015『松井久子の 生きる力 ― ソリスト(創造するヒト)の思考術 第三巻』○

『松井久子の 生きる力 ― ソリスト(創造するヒト)の思考術 第三巻』
著者名:松井久子 出版社:六耀社 文責 美術 木村顕彦

 松井久子(1946-)。映画監督。
 彫刻家イサム・ノグチの母であるレオニー・ギルモアを主人公にした映画『レオニー』をはじめ、女性を主軸にした映画作品を多く手掛ける。
 本書は、そんな松井の自叙伝である。
 生い立ちに始まり、彼女が映画監督になった経緯(彼女は当初、俳優プロダクションを経営。その後はプロデューサーとして、いくつものテレビ番組を世に送り出していた)まで。第1作『ユキエ』(1998年公開)、第2作『折り梅』(2002年公開)の制作秘話。そして第3作、先述の『レオニー』(2010年公開)。様々な人の支えがあってそれらの映画が製作・公開されていく流れは感動的で、奇跡的だとも感じる。
 「応援してくれる人の大半は、女性だった。既成概念にとらわれず、社会的な重い役割からも自由な、そして『本来こうあるねき』と思ったことに対して、欲得抜きで行動につなげることができるのは、やはり女性なのだった。」
 本書には、映画『レオニー』製作について、そんな記述が登場する。
 ・・・やはり、女性なのか。
 そう思いながら本書を読み進めていくうちに、「M氏」という男性が文中に登場。彼は、映画『レオニー』を応援した人物である。
 M氏は、「日本で一、二を誇るポータルサイトのインターネット上のシステムを構築」した人物であり、「世間的な呼び方で分かりやすくいえば、『IT長者』」(本書記述から)である。
 彼は、なんと最終的には12億円もの大金を、映画『レオニー』に出資したと、本書は伝える。
 いわゆるIT長者が、私財をポンと投じ、松井の映画製作を助けたというわけだ。
 加えて、出資の際に彼が提示した条件は一つ。それは「できる限り自分の名前は伏せてほしい」だったをいう。
 女性だけではなく、今の日本に、そんな男性もいたのかと、嬉しくなる。
 一人の人物が、志を持って何かをしようとすれば、周りが助けてくれる。そしてその助けは、時には奇跡的なことさえも起こす。そんなことが実際にあるということを、示してくれる一冊だ。
 
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