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○2044『諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない』○

『諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない』
著者名:為末大 出版社:プレジデント社 文責 美術 木村顕彦

 元陸上選手の為末大(1978-)は、スポーツ解説者でもあり、かつ著作も多い。
 本書もその一つ。そして本書のテーマは、タイトルからもわかる通り「諦め」。…諦めない、ではなく諦めることをテーマにする点が、為末が普通の元スポーツ選手ではない所以であろう。 
 通読して思ったのは、諦める、というのも選択肢の一つだということだということだ。
 続ける、ということも、よく考えなければならない。継続は力なりとはいうものの、続けていても先がないかもしれないと薄々気付きつつ、ただ漫然と時間が過ぎていくだけならば、諦めた方がいいだろう。なぜなら、人生の時間は有限だからだ。
 プロスポーツ界における引退時期を例にとりながら語られた内容が主だが、ほかの様々な事に置き換えながら読むことができるのが本書の魅力だ。
 例えば、「高倉健さんはなぜヤクザ映画をやめたのか」と題した文章も登場する。それは、映画俳優の高倉健が、生前2012年に出演したNHKのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』の内容を受けて書かれたものだ。
 そこでは、「自分の心境と観客の反応のギャップを理解することができなかった」高倉が、「45歳でスッパリと任侠映画から足を洗」ったことに触れている。つまり、その番組ならびに本書において強調されているのは高倉の潔さであろう。
 ところが、である。ここからは私の考えだ。
 実はその番組において高倉が、お笑い芸人の岡村隆史に「やめるなよ」と何度か語るシーンも放送されているのだ。その場面において高倉は、岡村に対して繰り返し、続けることの重要性を説いている。
 さて、そうなると、諦めるとか続けるとかやめるとかをどう捉えていったらいいかがぼやけてくる(私が勝手にそう思っているだけなのだが)。結局、最後に決めるのは自分なのだろうけれど。ともあれ、本書副題である「勝てないのは努力が足りないからじゃない」という考えには同感。10歳代20歳代の若い世代に読んでもらいたい一冊だ。 
 
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