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○2133『カメラは私の武器だった きみは、アキヒコ・オカムラを知っているか』○

『カメラは私の武器だった
きみは、アキヒコ・オカムラを知っているか』
著者名:暮尾淳 出版社:ほるぷ出版 文責 美術 木村顕彦

 「きみは、アキヒコ・オカムラを知っているか」。本書の副題である。
 私は、ずいぶんと前に本書に出会った。だが、実際に読んだのはつい最近のことだ。
 アキヒコ・オカムラという名前は、私の名前(アキヒコ・キムラ)とよく似ているので、本文を読まずとも本書の副題は、ずっと頭に残っていた。
 アキヒコ・オカムラ・・・岡村昭彦(1929-1985)。
 少し調べていくと、彼は『南ヴェトナム戦争従軍記』(岩波新書)という著作が有名な戦場カメラマンであることがわかってきた。
 戦場カメラマン。だが、それだけでは岡村を正確に知ったことにはならない。
 そこで本書だ。
 本書は、生前の岡村をよく知る暮尾淳(1939-)が書いた岡村昭彦の評伝である。
 本書を読むと、彼(岡村昭彦)が晩年にホスピスの仕事に情熱を傾けていたことや、上野英信(1923-1987)との交流があったり、むのたけじ(1915-)との共著があったり、極めて多彩な仕事をした人物であることがわかってくる。
 さて、そんな本書。通読して特に印象に残ったのは、岡村が北海道の函館市にゆかりが深いということだった。
 その詳細については本書を実際に読んでご確認いただきたいのだが、ここで私の個人的な体験談。
 それは、本書を読んでいる最中に函館に住む姉の家に遊びに行った時のことだ。
 姉が唐突にこう言ったのである。
 「アキヒコ(←私のこと)、岡村昭彦って知ってる?なんだか、最近函館の街中を歩いてたら、ここ岡村昭彦が住んでたとこだよって言われてさ。」(姉は岡村昭彦の事など知る由もなく、私にそう話したのである。何たる偶然!)
 読書をしていると、こういう事が稀にある。ある方向に引っ張られていく感覚。だから読書は止めれない。
 それにしても、超高齢社会となった現在の日本において、例えばホスピスについての言及ほか、岡村昭彦の著作は今こそ読まれるべきではないかということを、私は本書を通じて強く思った。
 本書を読んで、アキヒコ・オカムラについてさらに“知りたくなった”というのが私の実感だ。多くの人に読んでいただきたい一冊。
 
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